【試着レビュー付き】1940年代製クロノグラフの雰囲気を持つ「オメガ スピードマスター」最新モデルの魅力とは!?

1848年に産声を上げた【オメガ(OMEGA)】は、スイスを代表するラグジュアリーウオッチブランドとして長年君臨している。日本国内はもちろん世界的に名声を得ている理由のひとつが、柱となる定番シリーズを複数持つこと。とりわけクロノグラフ「スピードマスター」の人気は傑出している。その最新作「スピードマスター クロノスコープ」について解説する。

オメガは1940年代に初めて腕時計のクロノグラフを発表。その歴史を称える

 

10月1日にリリースが始まった「スピードマスター クロノスコープ」は、1940年代から続くオメガ クロノグラフ リストウオッチへのオマージュとして開発された。新設計の43mmステンレススチールケースに、自社で新開発した「キャリバー9908」を搭載する。このコラムホイール式クロノグラフムーブメントは、オメガ独自のコーアクシャル脱進機、高精度を証明するCOSC認定クロノメーター、METAS (スイス連邦計量・認定局)によるマスター クロノメーターも取得。1万5000ガウスもの超耐磁性能も有するハイスペックな仕様なのだ。

精巧で美しいダイアルには、タキメーター(距離をもとに速度を計測ために使用)、テレメーター(音速をもとに距離を計測するために使用)、そしてパルスメーター(心拍数を計測するために使用)を備えている。情報量が多いものの巧みなレイアウトによって、知的で洗練されたイメージを与えるデザインを形成。ステンレススチールモデルには、ブレスレットタイプのほかにレザーストラップがセットされたモデルや文字盤のカラー違いもラインナップされている。

また、オメガオリジナルのブロンズゴールドを使ったバリエーションが11月にリリース予定。こちらにはビンテージ エナメルのタキメータースケールが配された、ブラウンセラミック製のベゼルリングが採用されている。

“ムーンウォッチ”と同じく、個人的には手巻き式という点に高評価! スピードマスターの伝統性を感じられるし、1940年代のオメガのクロノグラフ腕時計に散見される“スネイル”デザインによって風格も漂う。その一方で、ムーブメントはマスター クロノメーター認定の最新仕様というのが心憎い!!

 

オメガ「スピードマスター クロノスコープ」Ref.329.30.43.51.02.001 102万3000円/手巻き(自社製Cal.9908)、毎時2万8800振動、60時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット(ポリッシュ&ブラッシュ仕上げ/シースルーバック)、陽極酸化アルミニウム製ベゼルリング、両面に無反射加工を施したボックス型強化サファイアクリスタル風防。直径43mm(厚さ12.8mm)。50m防水。5年間の国際保証

 

問い合わせ先:オメガお客様センター TEL.03-5952-4400 https://www.omegawatches.jp/ja/

Text/WATCHNAVI編集部

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