常識を打ち破る傑作を数多く輩出する
オーデマ ピゲは、ソヌリや永久カレンダーなどの超絶機構を搭載した「グラン・コンプリカシオン」を1889年に、世界初の「ミニッツリピーターウオッチ」を1892年に完成させるなど、その比類なき技術力から〝奇跡の手〞とも称されてきたスイス時計界の最高峰ブランドである。
1875年にスイス・ジュラ山脈のジュウ渓谷にあるル・ブラッシュで創業し、現在も同地に拠点を置いている。
超複雑時計の分野においてスイスでも別格的な地位を確立する一方、金無垢仕様が当然だった高級時計のケースにステンレススチールを使った「ロイヤル オーク」を1972年に発表。〝ラグジュアリー・スポーツウオッチ〞という新境地を開拓した。
近年でも、潤滑油を不要とした新機構「オーデマ ピゲ エスケープメント」を2006年に発表。その翌年にも超軽量・高硬度の新素材「フォージドカーボン」を披露するなど、類まれなる技術力を駆使した革新モデルを手がけ続けている。
【オーデマ ピゲの代表作】機構や仕上げに世界最高峰の技術を濃縮し、緻密な造形美でファンを魅了
4つのインダイアルで日付／曜日／月／アストロノミカルムーンなど、ダイアル外周では週をも表示。8角形ベゼルやブレスなどは、硬質なブラックセラミックを型抜きではなく切削加工して職人が手作業で仕上げている。自動巻き。セラミックケース。50m防水。
2015年に発表され大きな話題を呼んだ独自開発のスーパーソヌリ機構を、クラシックデザインを特徴とするジュール オーデマに搭載。トゥールビヨンとクロノグラフ機構を取り除くことで、よりエレガンスなフェイスに。シースルーバック。手巻き。プラチナケース。
誕生20周年を迎えてデザインを刷新。3・9時位置のカウンターが大きく、インデックスは短く幅広になった。「グランド・タペストリー」模様のダイアルなど、気品と風格溢れるフェイスが魅力的。自動巻き。18KPGケース。50m防水。
人間にとって心地良い音を科学的なアングルでも解析し、革新的なケース構造を開発。“音”を最も澄んだ豊かな音色で響かせる音響機構なども独自開発して搭載した革新的なミニッツリピーター。トゥールビヨンやクロノグラフ機構も搭載。手巻き。チタンケース。
【SIHH2018】袖口にすっきり収まるパーペチュアルカレンダー
2018年のSIHHでは、ロイヤル オーク オフショアが生誕25周年を迎え、節目にふさわしく、多くの新作が発表された。
従来3層構造だったカレンダー用カムを1層に再構築し、ブリッジを省いてムーブメントを文字盤で挟んで固定した、世界最薄の自動巻き永久カレンダー。フルプラチナ製ながら軽快な着け心地を実現した。
ダイバーに初めて18KPGを採用。チタン製のベゼルとリンク、グレーセラミック製のねじ込みリューズを組み合わせた。日本では直営2店のみで販売となる日本ブティック限定モデル。
○AUDEMARS PIGUET（オーデマ ピゲ）
創業年＝1875年
創業者＝ジュール＝ルイ・オーデマ、エドワール＝オーギュスト・ピゲ
創業地＝スイス／ル・ブラッシュ
現CEO＝フランソワ―アンリ・ペナミアス
問オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000
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