【腕時計ブランドの教科書 ジャガー・ルクルト】腕時計の自社一貫製造を続けるマニュファクチュールの代名詞(JAEGER-LECOULTRE)

2018/11/9 12:00
SHARE ON

マニュファクチュールを貫く時計の”発明家”

ジャガー・ルクルトは、時計大国スイスでも数少ない、長年にわたってマニュファクチュール体制を続けている名門である。創業者は、1844年に「ミリオノメーター」を発明し、時計製造の歴史を変えたアントワーヌ・ルクルト。ムーブメントの開発では、1890年の段階で125種類ものムーブを製作する、まさに発明家であった。

優秀な時計師だった創業者のアントワーヌ・ルクルト。 1851年には第1回万国博覧会に懐中時計を出品して金賞に輝いた
1833年、創業者の生まれ故郷でもあるル・サンティ エに工房を開設。ここからジャガー・ルクルトの栄光の歴史が始まった
ミクロン単位の計測を可能にした「ミリオノメーター」を1844年に発明。これにより時計部品の加工精度が飛躍的に高まった

腕時計の開発では、1931年に世界初の反転式角型ウオッチ「レベルソ」を発表。このモデルは、いまも世界中で愛されるロングセラーである。他にも、1953年にはリューズなしの自動巻き時計「フューチャーマティック」、1956年には初の自動巻きアラーム時計「メモボックス」などの傑作を、20世紀半ばに手がけてきた。

近年も、厳正なる自社規準「1000時間コントロールテスト」の基で、時計界随一のタイムピースを意欲的に製作している。

 

  1. 1
  2. 2
View All
TAG