〝プロのための計器〞を手がける航空時計の雄
ブライトリングは、1884年の創業当初から精密機器類を製造していた関係から、「腕に装着できるクロノグラフがあればパイロットに役立つ」と考え、開発に着手。1915年に同社初の専用プッシュボタン付きクロノグラフ腕時計を完成させ、1934年にはリセット専用プッシュボタンも開発。その後も1952年に航空用回転計算尺を搭載した「ナビタイマー」など、多くの傑作を発表した。
〝プロフェッショナルのための計器〞を前提に製造されたモデルは、いずれも視認性や耐久性などで高い評価を獲得。精度についても、1999年に業界初の「100%クロノメーター化」を宣言し、これを達成した。
2009年に発表したキャリバー01から自社製ムーブの開発も精力的に取り組み、数多くの発展系を現在までに完成。2016年には自社製キャリバー01を進化させた「ブライトリング01クロノワークス®」を発表したことでも話題に。
【ブライトリングの代表作】
機械式クロノグラフの頂点。スプリット・セコンドが遂に完成
待望のスプリット・セコンドクロノ機構を、自社開発・製造のCal.B03で実現したナビタイマー。3時位置のリューズには、停止機構などに特許を取得したラトラパンテ用のプッシュボタンが組み込まれている。70時間パワーリザーブ。自動巻き。SSケース。3気圧防水。
スーパーオーシャン60周年を機にモデルチェンジを果たした”ヘリテージ”の最新作。ベゼルはハイテクセラミック、新採用のムーブは70時間パワーリザーブとなり、より使い勝手が向上。時・分針の形状も、よりオリジナルに近い形状に変更。自動巻き。200m防水。SSケース。
世界初の航空用回転計算尺を搭載して1952年にデビューした「ナビタイマー」。シルバー文字盤にダークグレーのインダイアルを組み合わせ、現行モデルにはない、控え目なトーンのフェイスとなった日本限定販売モデル。自動巻き。3気圧防水。SSケース。
白い雲と青空をイメージしたMOP文字盤を採用した、日本市場限定のスペシャルモデル。堅牢性を極めた武骨なケースと、爽やかで優美なMOPが絶妙のマッチング。自動巻きCal.13搭載。300m防水。SSケース。
1984年にデビューした元祖クロノマットが採用した、ライダータブ付きの逆回転防止ベゼルを採用したジャパンスペシャルエディション。サテン仕上げのベゼルとポリッシュケースの組合せがスタイリッシュでシャープな印象だ。自動巻きCal.01搭載。500m防水。SSケース。
【ブライトリングの新作2018】
航空用回転計算尺が生まれる前の航空計器を範とするナビタイマー
自社製Cal.01を搭載したナビタイマー8のフラッグシップ。ベゼル前面のポリッシュ仕上げと伝統の横3つ目、パンダルックが特徴。18Kレッドゴールド&ブロンズダイアル&ブラウンアリゲーターのラグジュアリー感は格別。
1930~40年代にパイロットが太ももに巻いて使用したストップウオッチRef.637に着想を得て製作。厚いグローブ装着時でも操作しやすい大型リューズが特徴的だ。ベゼルを含めると50㎜径にも及ぶサイズは迫力十分。
○BREITLING(ブライトリング)
創業年=1884年
創業者=レオン・ブライトリング
創業地=スイス/サンティミエ
現CEO=ジョージ・カーン
問ブライトリング・ジャパン 03-3436-0011
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