【腕時計ブランドの教科書 ウブロ】"王の時計"とも称された腕時計界の風雲児(HUBLOT)

2018/11/24 7:00
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革新的な時計作りで独自の地位を確立

ゴールドケースにラバーストラップを組み合わせたスタイリッシュなモデルで1980年にデビューし、スイス時計界に新風を吹きこむ。最大の特徴は、フランス語で「舷窓(げんそう)」を意味するブランド名通りの丸型のビス留めベゼル。王族の愛用者が多いことから"王の時計"とも呼ばれる。

2004年からCEOとして指揮を執り、現会長のジャン-クロード・ビバーは、かつてブランパンの復興にも貢献した偉人
自社製ムーブ「UNICO」の製造は、2009年スイスのニヨンに完成した本社マニュファクチュールで行われる
スペイン語で「ユニーク(独自の)」を表すUNICOのクロノグラフは、ダイアル側に機構を集約。スケルトン文字盤から動きが見られる

時計界に偉大な功績を残す現会長のジャン-クロード・ビバー氏がCEOに就任した翌年の2005年には、"The Art of Fusion"をコンセプトに掲げ、象徴モデル「ビッグ・バン」が大ヒットする。

現在はサッカーワールドカップの公式計時を務め、フェラーリとパートナーシップを締結するなど、時計界に留まらず様々な分野で存在感を示している。

 

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