【腕時計ブランドの教科書 セイコー】世界初のクオーツ腕時計「アストロン」で世界を席巻( SEIKO)

2018/11/12 16:00
SHARE ON

日本固有の時計作りでスイス勢と競う

1881年に「服部時計店」としてスタート。1892年には時計製造工場「精工舎」を設立し、掛け時計を製造。その3年後には懐中時計「タイムキーパー」を手がける。そして1913年、国産初の腕時計「ローレル」を発表する。

1892年、掛け時計に続いて懐中時計の開発に着手。1895年に「タイムキーパー」を完成させる
日本国内では懐中時計が中心 だった1913年に発売した国産初の腕時計「ローレル」
1969年に発表されたクオーツ搭載のアストロンは、従来の機械時計の約100倍の日差±0.2秒という高精度を実現

1960年にはスイス勢と肩を並べる高級時計「グランドセイコー」を開発。さらに1964年に開かれた東京オリンピックに向けて急ピッチで計時機器の開発を進め、見事に公式計時の座を獲得した。

1969年には、世界初のクオーツ腕時計「アストロン」で世界を席巻。さらに1990年代の「スプリングドライブ」、2012年の「GPSソーラーウオッチ」など、機械式に捕われず独自開発のハイテクノロジーで高精度・高機能を追求。2017年には「グランドセイコー」が独立ブランド化した。

 

【セイコーの代表作】

サファイアガラスのベゼルリングがエレガンスなフォルムを創出

アストロン エグゼクティブライン 8Xシリーズ デュアルタイム 27万円/Ref.SBXB123

ブランド初となる「サファイアガラス製のベゼルリング」による高級感と透明感が特徴の衛星電波時計。シャープな面で構成されたケースとブレスレットデザインが、品格ある存在感を放つ。クオーツ(GPSソーラー)。チタンケース。

アストロン 8Xシリーズ デュアルタイム 24万8400円/Ref.SBXB041

ボタン操作ひとつで現在地の正確な時刻に自動で修正し、基本時計と6時位置の小時計で2つのタイムゾーンの時刻を表示可能。省電力技術の進歩により、小型・薄型化を実現した第二世代デュアルタイムモデル。10気圧防水。クオーツ(GPSソーラー)チタンケース。

 

【セイコーの新作2018】

芸術的価値の高いブルーの七宝ダイアル

プレザージュ 七宝限定モデル 18万3600円/Ref.SARW039(世界限定2500本)

七宝ダイアルはエナメル装飾の一種で、日本で独自の進化を遂げた伝統工芸。名古屋で130年の歴史を誇る安藤七宝店が製作した七宝は、透明感のある深いブルーが印象的。波を表現した文字盤パターンが海を想起させる。

アストロン エグゼクティブ スポーツライン 8X デュアルタイム 27万5400円/Ref.SBXB167

20気圧防水やリューズガードを備えた、アストロン初のスポーツモデル。シャープなチタンケースと、スタイリッシュな強化シリコンストラップの組み合わせでアクティブに使用できる。

 

○SEIKO(セイコー)
創業年=1881年
創業者=服部金太郎
創業地=日本/東京
現CEO=服部真二
問セイコーウオッチお客様相談室 0120-061-012

【さらに詳しく!】グランドセイコーの代表作はコチラ

TAG

人気のタグ