電子工学を駆使して独自路線に邁進
計算機や精密機器の開発・製造で知られる総合電子機器メーカーのカシオは、1974年に時計界へ進出。デビュー作となる「カシオトロン」は、世界初のオートカレンダー機能を搭載したデジタルウオッチとして話題を呼んだ。以来、世界をリードする最先端電子工学技術を駆使した時計開発では、他社の追随を許していない。
1983年に発表した元祖タフネスウオッチ「G-SHOCK」で世界的ブームを巻き起こし、1995年発表の「プロトレック」がアウトドア愛好家の熱烈な支持を得るなど、確固たる地位を確立。近年では流麗なデザインの「オシアナス」や高機能クロノの「エディフィス」、2017年には「Connected エンジン 3-Way」を発表。2018年にはソーラー電波+Bluetoothのハイブリッドモジュールを完成させるなど、独自の先進テクノロジーを駆使した時計開発に挑み続けている。
3つの方式で正確な時刻情報を確保する新世代のコネクテッドウオッチ
世界で初めて、標準電波とGPS衛星電波の受信に、スマホを介したタイムセーバー接続を加えた3つの時刻取得システムを搭載した「Connected エンジン 3-way」を採用。連携する専用アプリ上で時計の時刻設定なども可能。バンド取り付け部分はビスを使用しない耐震動構造に。ソーラークオーツ。SS&樹脂ケース。
カーレースの醍醐味を、機能やデザインで表現。目標タイムとのラップ差を直観的に把握できるターゲットタイムインジケーター(12時位置)や、スマホを介してタイムサーバーに接続できる「Connected エンジン」などを搭載。ソーラークオーツ。SSケース。
登山だけでなく水辺でのアクティビティでも活用できる防水性と、タイドグラフや釣れ時を報せてくれるフィッシングタイムなどの機能を搭載。また、自動水平補正機能付き方位計で計測機能の性能が向上。ハイコントラストな文字盤で視認性も追求。ソーラークオーツ。20気圧防水。SSケース。
【カシオの新作ウオッチ2018】
今年は最先端の機能に加え、時計そのものの美しさの表現に注目が集まった。
日本刀の鐔(ツバ)に着想を得た強さと美しさ
日本刀の“鉄鐔Tetsu-Tsuba”をテーマに、鉄を打つとできる質感を1点ずつ手作業で施した特別モデル。「素銅(すあか)」と「紫金(むらさきがね)」をイメージしたベゼルとブレスレットの色彩から、伝統の美が香り出す。
○CASIO(カシオ)
創業年=1946年
創業者=樫尾忠雄
創業地=日本/東京
現CEO=樫尾和雄
問カシオ計算機 お客様相談室 03-5334-4869