【腕時計ブランドの教科書 ラドー】積極的に新素材を投入し、美しいフォルムと優れた装着感を実現する名門(RADO)

2018/12/3 12:00
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素材開発の分野で圧倒的な優位性を持つ

ラドーは、ハードメタルを採用した「ダイアマスター」(1962年)、ハイテクセラミックスを用いた「インテグラル」(1986年)、ダイヤモンドと同じ硬度を誇る「V10K」(2004年)など、積極的に新素材を投入する名門ブランド。その比類なきデザインとセラミックスをはじめとした革新的な素材の融合から生まれる美しいフォルムは、同時に優れた装着感をも実現する。

1960年代のラドー社屋。写真右上は、1957年当時の前身シュラップ・アンド・カンパニー

ここ数年は、セラミックスの技術力に拍車がかかっており、2012年には、セラミックスによるモノブロックケースを実現。2013年にはプラズマハイテクセラミックスをラドーだけが開発に成功。2015年は新たなグレーのセラミックスの開発と、常に革新的なチャレンジを続けている。

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