G-SHOCKの耐衝撃性能に、極限状態での使用を想定したプラスαのタフ機能を加えた「マスター・オブ・G」。各コレクションは、陸・海・空の分野に広がっている。後編ではガルフマン、マッドマン、ガルフマスター、レンジマンを紹介する。
耐衝撃構造×防錆構造のマスター・オブ・Gがマルチバンド6化「ガルフマン」
究極のタフネスを追求するマスター・オブ・Gには海をコンセプトとするモデルがいくつか存在する。そのなかでも「ガルフマン」は、“耐腐食”に焦点を当てている。
同シリーズは、外装を構成する金属パーツをすべてチタンにした「ラストレジスト構造」で、完璧な防錆対策を実現している。さらにGW-9110-1JFにおいては「マルチバンド6」を搭載し、海外でも活躍する機能も備える。
G-SHOCK伝統のマッドレジストを継承「マッドマン」
G-SHOCKであっても、細かなゴミが内部に侵入すると故障の原因になる。これを防ぐために「マッドレジスト」は開発された。
そのオリジナルの構造を発展させ、搭載するのが最新マッドマンである。ボタン周辺からの塵や泥の浸入を防ぐべく、ワンピース構造のウレタンカバーを新開発。また気温変化が激しく方角を見失いやすい砂漠での使用を考え、温度と方位のセンサーを備えている。
トリプルセンサーとスマートアクセスを搭載「ガルフマスター」
海洋上での過酷なミッションを支えるG-SHOCKとして開発された「ガルフマスター」は、先進的なセンサー機能と直感的に操作できる利便性、そしてアナ・デジによる高い視認性を特徴とする。
とりわけ旗艦機GWN-1000B-1BJFは、気圧/高度・方位・温度を計測する「トリプルセンサー」と「スマートアクセス」を組み合わせた、初のG-SHOCKとして誕生した。
ジャングルでの着用を想定したサバイバルモデル「レンジマン」
2013年登場の「レンジマン」は、マスター・オブ・Gを代表するヒットモデルだ。人気の理由は、各センサーの起動をワンプッシュで、かつ数値を液晶に数字とグラフィカルに表示でき、操作性も視認性も優れる点が評価されている。
外装にもこだわり、「カーボンファイバーインサートバンド」に象徴される耐久性の高いパーツを駆使。劣悪な環境でのミッションをサポートする機能を十分満たす。
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