100%のジュネーブメイドを掲げるスイスの高級時計ブランド【ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)】がニューモデルを発表した。ランボルギーニ スクアドラ コルセとのコラボレーションウオッチとなる「エクスカリバー スパイダー ウラカン・ステラート MB」は、公式ブティックのみでリリース。価格は935万円(税込)で、限定28本となっている。
ブルーをメインカラーとする2023年コラボ限定
ロジェ・デュブイは、“究極のスーパーカー”と称されるランボルギーニのデザインからインスピレーションを受け、ウオッチメイキングに役立てている。両社は長年に渡るパートナーシップを結んでおり、コラボレーションモデルを数多く開発。今回、メインカラーにブルーを用いた「エクスカリバー スパイダー ウラカン・ステラート MB」を発表した。2022年には鮮やかなオレンジをメインとする同型モデルを発表しているが、今作では文字盤、ベゼル、針、ムーブメント、ストラップなど随所をブルーとしたことで、全くの別モデルという雰囲気を持つ。
特殊加工のカーボンをケース素材に採用
本機はランボルギーニのウラカン・ステラートに着想を得ており、45mm径ケースに高い耐久性と耐傷性、そして軽量化を同時に実現したシート成形コンパウンド(SMC)の加工カーボンを採用。このタフネスケースは車体のフェンダーを模したデザインとなっており、ブラックDLCチタンのベゼルには分目盛りを記す。ケース両サイドには、スーパーカーの特徴的なスポイラーを象徴するブルーのラバーストリップを、ウラカン・ステラートのレーシングナットに模したボルト型のリューズをセット。文字盤の12時から5時・7時にかけて伸びる真っ直ぐなラインは、ルーフラックをイメージしており、スポーツカーのアクティブなイメージを見事なまでにデザインとして落とし込んでいる。
自社製となるスケルトンキャリバーRD630搭載
「エクスカリバー スパイダー ウラカン・ステラート MB」には、自社製となるスケルトンキャリバーRD630を搭載。シャープなラインと、ブラック×ブルーを特徴とし、5時と7時位置の間に配したツインバレルで力強いエンジンを表現。ツインバレルと対になるように配置した傾斜12°のバランスホイールは、ステラートのダッシュボードのタコメーターを想起させる。
シームレスなデザインのラバー製ストラップ
標準装備のラバー製ストラップには、ブルーのグラデーションが映えるカモフラージュパターンを採用。合成加硫と呼ばれる特殊なテクノロジーを用いて製造されるもので、多様なカラーパレットを使用し、シームレスなデザインパターンを生み出している。また、ウラカン・ステラートのロゴをサファイアクリスタル製のケースバック全体にレイアウトし、2017年から続くロジェ・デュブイとランボルギーニの強いパートナーシップを表している。
「エクスカリバー スパイダー ウラカン・ステラート MB」は28本の限定生産で、公式ブティックのみの取り扱い。ロジェ・デュブイの公式ウェブサイトからオーダーすると先着5名まで、オリジナルハンドペイントのレーシングヘルメットがプレゼントされる。
ロジェ・デュブイ「エクスカリバー スパイダー ウラカン・ステラート MB」 Ref.DBEX1059 984万5000円/自動巻き(Cal.RD630)、毎時2万8800振動、60時間パワーリザーブ。SMCカーボンケース(シースルーバック)、ラバーストラップ。直径45mm。5気圧防水、世界限定28本。
問い合わせ先:ロジェ・デュブイ TEL.03-4461-8040 https://www.rogerdubuis.com/jp-ja ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/三宅裕丈
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