OMEGA X Swatchという史上初のコラボレーション、満月の日に18Kムーンシャイン™ ゴールドでクロノグラフ秒針をコーティングしたスペシャルバージョンを発売するなど、「ムーンスウォッチ」は様々なサプライズで注目を集め続けている。そして今回、チャリティ向けの「ムーンスウォッチ ムーンシャイン ゴールド スーツケース」が発表され、世界三大オークションハウスのひとつであるサザビーズに出品されることとなった。
「ムーンスウォッチ」による新たな価値の創造は2024年も続く
2022年3月のリリース以降、話題に事欠かない「ムーンスウォッチ」。オメガのブランドバリュー、傑作時計スピードマスター由来のデザイン、宇宙や惑星からのインスピレーション、スウォッチのカジュアルさなどが理由となり、世界中でヒットしている。その人気ぶりは発売から丸2年が経とうとしている現在でも、カラーによっては生産が追いつかずに購入しにくいことが証明している。
そんな「ムーンスウォッチ」から発表された「ムーンスウォッチ ムーンシャイン ゴールド スーツケース」は、オメガが支援するオービス インターナショナルへの寄付の一貫として企画されたユニークなコレクションだ。11本の「ミッション トゥ ムーン シャイン ゴールド(Mission to Moonshine Gold)」がスーツケースに収められたもので、ワンセットでの提供のほか、ディスプレイ専用の非売スーツケースも含まれている点も初の試み。2024年2月12日〜24日までの期間、サザビーズにオークション出品されるとのことで、時計コレクターが熱視線を送っている。
↑本オークションの収益は、 2011年からオメガがパートナーシップを結ぶ「オービス インターナショナル」(主に発展途上国における失明の防止を目的とした国際的な非営利団体)に全額寄付される
なお、オークションのクローズに先駆けて「ムーンスウォッチ ムーンシャイン ゴールド スーツケース」は11都市(チューリッヒ、東京、バンコク、シンガポール、香港、北京、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ、シドニー)にあるオメガ ブティックにて、2024年2月11日まで特別展示されている。“東京”の場合、オメガ ブティック銀座本店(ニコラス・G・ハイエック センター 2F)でのディスプレイだ。
↑「ムーンスウォッチ ムーンシャイン ゴールド スーツケース」は、ガラス張りのディスプレイ内に収納。11本の「ミッション トゥ ムーン シャイン ゴールド(Mission to Moonshine Gold)」には、環境に配慮したバイオセラミック素材のケースのサイドに、各都市の主要空港を表す3レターコード(3文字のアルファベットで示すコード)を刻印。東京モデルは羽田の「HND」
「ムーンスウォッチ ムーンシャイン ゴールド スーツケース」の落札価格も気になるところだが、オメガファンや時計好きならばこの機会にオメガ ブティック銀座本店を訪れてみるのもよいだろう。2024年も引き続き、「ムーンスウォッチ」の世界的ブームは続きそうである。
問い合わせ先:オメガ TEL. 0570-000087 https://www.omegawatches.jp/ja/
Text/山口祐也(WATCHNAVI) Photo/大泉綾平