【ハミルトン】の新ライン「カーキパイロット」＆ブルーを纏う「ベンチュラ」＆映画のデバイスをオマージュした新作が登場

2024/3/15 20:15

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【HAMILTON（ハミルトン）】は、プロのパイロットや航空ファン、冒険家向けにパイロットウオッチを新しい高みへと引き上げ続けて100年の伝統を持つハミルトンが7本の新作を発表した。価格は各16万8300円（税込）となる。

カーキパイロットの新ライン

1918年、ハミルトンの時計は、ニューヨーク＝ワシントンD.C.間の最初の米国航空便の計時用に採用され、それ以来、航空時計の最先端を歩んでいる。今回新しく発売される「カーキパイロット」ラインの7モデルは、空にインスパイアされながらも、日常の冒険のために作られたコレクションで、最大10気圧（100m）防水を備えている。

頑丈でありながら、優れたテクノロジーを誇る信頼性の高い各モデルには、パワーリザーブ80時間で、ニヴァクロン™ヒゲゼンマイを備えたH-10とH-30の自動巻きムーブメントが搭載されている。昼夜問わず素早く時間を読み取れるよう、時針と分針には光り輝くX1グレードのスイス製スーパールミノバ®加工が施されている。X1グレードのスーパールミノバ®加工は最新の技術を誇るパフォーマンスに優れたコーティングで、発光時間が長続きする。また、ダイアルの数字が大きくひと目見ただけで読み取れる視認性の高さを魅力だ。

「カーキパイロット」ラインは、ケース径36mmの4モデルとケース径42mmの3モデルが展開されている。コックピットで求められる精度の水準に達しながら、デザインがさらにコンパクトになったことで、空のみならず陸にも対応している万能ウオッチといえる。

36mmモデルは、タイムレスな魅力を放つステンレススチール製ブレスレットがブラックまたはミッドナイトブルーのダイアルと組み合わせられ、フライトデッキから見える晴れた空の眺めを想起させる。シルバーホワイトのダイアルとペアになっているホワイトのレザーストラップは、限りなく広がる雲を思い起こさせる。ローズカラーのレザーストラップ、そしてローズゴールドカラーPVDケースに収まったミッドナイトブルーのダイアルは、光と闇のコントラストをなすパイロットの眺めを表わしている。

バランスのとれたケース径42mmのモデルには、デイデイトの表示表示とニッケルの時・分針をセットした。濃いブルーのダイアルとステンレススチール製ブレスレットが、澄み渡る空の持つ可能性を思い起こさせます。軽量なレザーストラップとシルバーカラーダイアルの、航空にインスパイアされたタイムレスな組み合わせは、飛行の草創期を想起させ、ダークレザーとグリーンのダイアルの組み合わせは、「カーキ」の冒険心にあふれるアウトドアのルーツへのオマージュになっている。

ハミルトン「カーキパイロットデイデイト 42mm」　Ref.H64635140　16万8300円／自動巻き（Cal.H-10）、80時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース（シースルーバック）＆ブレスレット。サファイアクリスタル風防。直径42mm、厚さ12.1mm。10気圧防水。

ハミルトン「カーキパイロット 36mm」　Ref.H76215140　16万8300円／自動巻き（Cal.H-10）、80時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース（シースルーバック）＆ブレスレット。サファイアクリスタル風防。直径36mm、厚さ11.15mm。10気圧防水。

エルヴィス・プレスリーのアイコニックなヒット曲へのオマージュ

エルヴィス・プレスリーのお気に入りでもあった世界初の電池式腕時計は、ミッドセンチュリーのモダンデザインを代表するモデルです。今回、ヒット曲「ブルー・スエード・シューズ」にインスパイアされた6つの新作が発売。価格は13万4200円（税込）～となる。

1957年に世界初の電池式腕時計「ベンチュラ」を発売。その先駆的でフューチャリスティクなデザインは、イノベーションのシンボルとして確立され、たちまち人々の注目を集めた。そして人と違うことをすることによって大成功を収めた、エルヴィス・プレスリーをも魅了した。エルヴィスは「ベンチュラ」のデビュー以来、熱烈なファンとなり、ミッドセンチュリーモダンデザインのアイコニックな腕時計を自分のコレクションに加えるとともに、ミュージカル映画『ブルー・ハワイ』では「ベンチュラ」を着けて出演している。

今回の新しい「ベンチュラ」は、プレスリーのデビューアルバムの最初の曲で、大ヒットしたシングル「ブルー・スエード・シューズ」からインスパイアされている。1956年に発売されたこのアルバムは、音楽界を変えていくことになる輝かしいキャリアの始まりを告げるものであり、時計製造の新時代の先駆けとなった「ベンチュラ」と共通するところがある。

今回のモデルは、「ベンチュラ」の6種類で、いずれもトライアングルケースのカーブを描くラインを強調する魅力的なブルーのグラデーションのダイアルが特徴。「ベンチュラ」には、ニッケル時針、分針、秒針で、信頼性の高いクオーツムーブメントが搭載されている。アイコニックなケースは、ステンレススチールまたはイエローゴールドのPVD加工があり、それにマッチするステンレススチールまたはイエローゴールドPVD加工のフレックスブレスレットが装着されている。濃厚なブルーアルカンタラのストラップは、ディープブルーのダイアルと調和し、プレスリーの有名なシューズを想起させる。

ハミルトン「ベンチュラ」　Ref.H24301141　13万8600円／クオーツ（Cal.F05.115）。ステンレススチールケース＆ブレスレット。縦50.3×横32.3mm。厚さ9.27mm。ミネラルガラス。5気圧防水。

ハミルトン「ベンチュラクロノクォーツ」　Ref.Ｈ24432141　15万6200円／クオーツ（Cal.251.474）。ステンレススチールケース＆ブレスレット。縦50.3×横32.3mm。厚さ10.87mm。ミネラルガラス。5気圧防水。

映画『デューン砂の惑星PART2』の特別なリストデバイスを制作

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の傑作映画『DUNE/デューン砂の惑星』の待望の続編『デューン砂の惑星PART2』のために、ハミルトンが監督本人からオリジナルの「リストデバイス」制作のオファーを受け、レジェンダリー・エンターテインメント、ワーナーブラザースとのコラボレーションでデザインした。

1932年以来、500作を超える大作映画で腕時計が採用され、ハリウッドでは歴史的な存在となっているハミルトン。これまでの映画では実際に販売されているモデルの中から時計を選んだり、以前作られていたモデルをリバイバルしたり、まったく新しいデザインを生み出したりしてきたが、今回の映画『デューン砂の惑星PART2』の世界では、ヴィルヌーヴ監督のリクエストを受けて、映画の小道具係ダグ・ハーロッカーと共に特別なデバイスを制作。ハミルトンのデザイナーたちはフランク・ハーバートの原作の物語とヴィルヌーヴの映画に対するビジョンを手がかりとして劇中に登場する砂漠の民フレメンが着ける頑丈で特徴的なデバイスを創り出した。

劇中に出てくる砂漠デバイスは砂の惑星アラキス限定ですが、そこからインスパイアされた2つの数量限定ウオッチが、映画『デューン砂の惑星PART2』公開を記念してハミルトンから発売。どちらの「ベンチュラ」モデルも、フレメン独特の青い目を思い起こさせる光るブルーのダイアルデザインが特徴。価格は26万9500円（税込）～となる。

「ベンチュラ XXLブライト」はリューズのサイドにあるプッシュボタン押すと「砂漠デバイス」を模してデザインされた鮮やかなブルーのラインが現れるギミックを搭載。ケースデザインからオリジナルで製作した「ベンチュラエッジ」は、マットブラックPVD加工の角張ったケースにブルーのデジタルディスプレイをあしらい、映画の中の「砂漠デバイス」を模しリストウオッチに仕上げている。2モデルとも、映画や原作のファン、コレクター垂涎の作品からインスパイアされたスペシャルギフトボックスが付属する。