1884年創業の世界的なラグジュアリーブランド【ブルガリ(BVLGARI)】が最新作を発表。人気コレクション「ブルガリ アルミニウム」より3モデルが登場し、レギュラー展開となる「ブルガリ アルミニウム ブラック GMT」の価格が56万6500円(税込)、世界限定1000本の「ブルガリ アルミニウム エメラルド」の価格が75万9000円(税込)、世界限定1000本の「ブルガリ アルミニウム ホワイト」の価格が47万3000円(税込)で発売される。
GMT、クロノグラフ、3針の3モデルが登場
1998年、時計業界に対するコンテンポラリーラグジュアリーの提案として「ブルガリ アルミニウム」は誕生した。アルミニウムとラバーを融合させたボディ、ベゼルにエンボス加工される”BVLGARI BVLGARI”の14文字など、初代モデルから受け継がれるユニークなアイデンティティは誕生から20年以上経った現在でも高く評価されており、2020年のジュネーブ ウオッチ グランプリ(GPHG)や世界三大デザイン賞の一つ、レッド・ドット・デザイン賞といった名だたるコンテストでも賞を獲得している。今回、この「ブルガリ アルミニウム」コレクションにラインナップされているGMTモデル、クロノグラフモデル、3針モデルの3つのモデルに新作が加わった。
鮮烈なビジュアルコードを用いたGMTモデル
GMTモデルの「ブルガリ アルミニウム ブラック GMT」はブラック、レッド、ホワイトを組み合わせた鮮烈なビジュアルコードを採用。40mm径のラウンドケースには、ブラックのベゼルおよびラバーストラップをセッティングし、ホワイトを基調とした文字盤を装備する。この文字盤のデザインが秀逸で、アラビア数字とバーインデックスのコンビネーションとなるインデックスはブラックで描き、24時間の目盛りが記されるインナーベゼルをレッドとブラックのツートンでアレンジすることで、ブルガリならではの洗練されたルックスを作り上げた。また、インナーベゼルのレッドは日中の時刻、ブラックは夜の時刻を現しており、レッドで縁取られた白い矢印で第2時間帯を表示。暗所での視認性を考慮し、針とマーカーにスーパールミノバ®が塗布され、3時位置には日付表示を設けるなど十分な機能性も備えている。
ブルガリ「ブルガリ アルミニウム ブラック GMT」 Ref.103963 56万6500円/自動巻き(Cal.B192)、42時間パワーリザーブ。アルミニウム+チタンケース(DLC加工)、ラバーストラップ。直径40mm。10気圧防水。
美しいグラデーションで彩られた文字盤
バカンスシーズンのイタリアからインスピレーションを得たという「ブルガリ アルミニウム エメラルド」は、サルデーニャの地中海の色合いを彷彿とさせる深いエメラルドグリーンからホワイトへのグラデーションで彩られた文字盤が最大の見どころ。この美しいダイアルにはダークグリーンのクロノグラフカウンター、針、インデックスをあしらい、4時30分位置には日付表示が設置される。ベゼルとストラップも深みのあるグリーンを採用することで、ファッショナブルな仕上がりとした印象だ。本機は世界限定1000本となり、ケースバックには羅針図が刻印され、グリーンのグラデーションでデザインされるスペシャルボックスが付属する。
ブルガリ「ブルガリ アルミニウム エメラルド」 Ref.104076 75万9000円/自動巻き(Cal.B130)、42時間パワーリザーブ。アルミニウム+チタンケース(DLC加工)、ラバーストラップ。直径40mm。10気圧防水。世界限定1000本。
ホワイトで統一したスタイリッシュな3針モデル
モノクロームホワイトの斬新なスタイルを体現した「ブルガリ アルミニウム ホワイト」も、世界1000本の限定生産となる。ケースからベゼル、ブレスレットまでホワイトで統一し、同じくホワイトで描かれる文字盤にはロジウムコーティングした針とインデックスをあしらい、一体感のあるデザインを実現。また、秒針の先端と根本は鮮やかなレッドで描くことで、デザインのメリハリを作り出している。ほぼホワイトのあしらいのみで、ここまでのスタイリッシュでモダンなタイムピースに仕上げられるのは見事の一言。ブランドのデザイン力の高さが遺憾なく発揮されたモデルといえるだろう。
ブルガリ「ブルガリ アルミニウム ホワイト 限定モデル」 Ref.103964 47万3000円/自動巻き(Cal.B77)、42時間パワーリザーブ。アルミニウム+チタンケース、ラバーストラップ。直径40mm。10気圧防水。世界限定1000本。
問い合わせ先:ブルガリ ジャパン TEL.0120-030-142 https://www.bulgari.com/ja-jp/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/三宅裕丈
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