1884年創業の世界的なラグジュアリーブランド【ブルガリ（BVLGARI）】から、フラッグシップ「ブルガリ・ブルガリ」コレクションのニューモデルが登場。イエローゴールドモデルとピンクゴールドモデルの2種類が発売となり、それぞれ26mmと38mmの2サイズを展開する。2024年3月発売予定で、価格は127万6000円（税込）～となる。
タイムレスな魅力を放つ「ブルガリ・ブルガリ」
クラシカルでありながら、モダンを内に秘めるブランドのフラッグシップ「ブルガリ・ブルガリ」。1975年、ブルガリの三兄弟、ニコラ、ジャンニ、パオロによって限られたVIP向けに生産された初代モデル「ブルガリ・ローマ」は革新的なデザインで大きな話題を集め、瞬く間に広範な人気を獲得した。その後、1977年に“BVLGARI・BVLGARI”のダブルロゴを用いた「ブルガリ・ブルガリ」として発売し、誕生より約50年の歳月を経てもなお、現代的に進化し続け、時代に即した美意識の高いモデルとして確固たる存在感を示している。また、ティナ・ターナー、スーザン・サランドン、キャロル・アルト、ビル・ゲイツ、ベニチオ・デル・トロ、ジョージ・マイケル、ゼンデイヤといった名だたるセレブたちが愛用したエピソードも、「ブルガリ・ブルガリ」の魅力を証明するものといえる。
26mmと38 mmの2サイズを新たにラインナップ
今回、発表された「ブルガリ・ブルガリ」はケース素材にイエローゴールドとピンクゴールドを用いた2モデルを用意し、さらに絶妙なサイズ感の26mmとジェンダーニュートラルな38mmの2つのサイズを展開。1975年発表の初代モデルを踏襲したイエローゴールド製モデルは、鮮烈なコントラストを描くブラックの文字盤とアリゲーターストラップを装備。文字盤のゴールドコーティングの12時と6時位置のアラビア数字と細長いバトンインデックスのシンプルな組み合わせが、ベゼルに刻印されるアイコニックな12個の文字の存在感をさらに際立たせた印象だ。オリジナルの「ブルガリ・ブルガリ」のデザインを受け継いでおり、幾何学的なラグ形状ケースも本機の特徴となる。一方、ピンクゴールド製モデルはデザインアプローチが全く異なり、文字盤にシルバーオパーリンを採用し、よりクラシカルな雰囲気を感じさせる仕上がりとなっている。
初代モデルから宿るミニマルなデザイン性を追求
本機のリリースにあたり、ブルガリのプロダクトクリエイション・エグゼクティブディレクターのファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニ氏は「オリジナルのピュアな美しさの中にブルガリのDNAが完璧に具現化されているので、それ以上の装飾は必要ありません。オリジナルのクリエイションの本質について再度迫り、現代技術を用いることでさりげなくそれを高めました」とコメント。初代モデルから宿るミニマルなデザイン性が、本機でも尊重されていることがよく分かる。
38mmモデルと28mmモデルの基本デザインは共通となるが、大きく異なるのは搭載ムーブメントだ。38mmケースには、スイスにあるブルガリのマニュファクチュールで製造された自動巻きムーブメント、キャリバーBVL 191を搭載。28mmモデルにはクオーツムーブメントを搭載する。前者はシースルーバック仕様のため、ムーブメントの姿は好きなだけ鑑賞可能となる。
ブルガリ「ブルガリ・ブルガリ」 Ref.103968 206万8000円／自動巻き（Cal.BVL191）、毎時2万8800振動、約42時間パワーリザーブ。ピンクゴールドケース（シースルーバック）、ブラウンアリゲーターストラップ。直径38mm、厚さ8.75mm。5気圧防水。2024年3月発売予定。
ブルガリ「ブルガリ・ブルガリ」 Ref.103897 127万6000円／クオーツ。イエローゴールドケース、ブラックアリゲーターストラップ。直径26mm、厚さ6.35mm。3気圧防水。2024年3月発売予定。
問い合わせ先：ブルガリ ジャパン TEL.03-6362-0100 https://www.bulgari.com/ja-jp/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。
Text／三宅裕丈
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