【ルイ・エラール】ドイツの独立時計師がアイコンウオッチ「レギュレーター」を新たな発想でアレンジ

1929年創業の高級ウオッチブランド【ルイ・エラール(LOIUS ERARD)】が最新作を発表。ドイツの独立時計師、ステファン・クドケ氏とのコラボレーションとなる「レギュレーター ルイ・エラール×KUDOKE」の4種類が発売され、価格は89万1000円(税込)~。すべて限定生産となる。

ステファン・クドケ氏との限定コラボレーションが実現

 

ルイ・エラールは、2024年8月末より開催されたジュネーブ・ウォッチ・デイズにおいて、ドイツの独立時計師であるステファン・クドケ氏との限定コラボレーションを発表した。同氏はドイツの独立時計製造界において革新的な存在であり、伝統にとらわれないオーダーメイドの時計作りを得意とし、2019年にGPHG(ジュネーブ時計グランプリ)を受賞したことで、その名が広く知られるようになった。

彼のキャリアはグラスヒュッテ・オリジナルでスタートし、その後、ブレゲやブランパンなどの名門ブランドでさらに技術を磨いだ後、自身のブランドとなるクドケ(KUDOKE)を立ち上げ、芸術的な表現と高度な技術力を融合させたタイムピースの製作に注力。今回のコラボレーションは、ルイ・エラールCEOのマニュエル・エムシュ氏との長年に渡る交流から実現した。

12時位置の時針をインフィニティハンズにアレンジ

ブランドのアイコンである「レギュレーター」をベースとしたコラボレーションモデル「レギュレーター ルイ・エラール×KUDOKE」は、シャープなフォルムの44mmケースに青焼きの時・分・秒針がそれぞれ直列に配されたレギュレーター表示の文字盤を装備。12時位置の時針は、ステファン・クドケ氏のアイコニックなディテールとなるインフィニティハンズにアレンジされており、3時位置にはルイ・エラール、9時位置にはクドケのロゴがあしらわれた長方形のネームプレートをセットした。他にもロジウムメッキが施されたレールトラック仕上げのチャプターリングとカウンターリング、アワーカウンターリング内のクル・ド・パリ仕上げのインダイアルなど特別なディテールを数多く採用。ケースバックには、コラボを記念する「LOUIS ERARD×KUDOKE」のエングレービングを見ることができる。

それぞれ個性豊かな4種類のモデルをラインナップ

「レギュレーター ルイ・エラール×KUDOKE」は4種類の文字盤カラーを展開。ミステリアスな印象のパープル文字盤と落ち着いた雰囲気のライトグレー文字盤にはグレーのカーフレザーストラップ、トレンド感のあるフォレストグリーン文字盤にはベージュのカーフレザーストラップ、気品漂うマザーオブパール文字盤にはライトグレーのカーフレザーストラップがセッティングされており、それぞれ個性豊かな仕上がり。すべて限定生産での発売となっている。

公式YouTubeチャンネルで特別ムービーを公開中

ブランドの公式YouTubeチャンネルでは現在、「レギュレーター ルイ・エラール×KUDOKE」の特別ムービーを公開中。ユニークなテイストで、工房でのステファン・クドケ氏の制作風景や工房を訪れるマニュエル・エムシュ氏の模様が描かれており、制作過程を含めて本機の姿も確認できる。1分程度のムービーとなるので、ファンであればぜひチェックしてほしい。

ルイ・エラール「レギュレーター ルイ・エラール×KUDOKE」 Ref.LE85237AA46BVA173 89万1000円/自動巻き(Cal.SW266-1)、毎時2万8800振動、38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、カーフレザーストラップ。サファイアクリスタル風防(両面無反射加工)。直径42mm、厚さ12.25mm。5気圧防水。世界限定78本。

 

問い合わせ先:大沢商会 時計部 TEL.03-3527-2682 https://josawa-watch.com/louis_erard.html ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。

Text/三宅裕丈

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