スイスの高級時計メーカー【ブライトリング(BREITLING)】は、ヴィンテージウオッチの限定販売イベント「ブライトリング・リワインド」を世界各地で開催すると発表した。開催地は、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、香港、シンガポールとなる。この取り組みは、ブランド140周年を記念した文化的プロジェクトの一環であり、ブライトリングの歴史を世界に伝えることを目的とする。

ブライトリングの名作ウオッチを修復して販売するプロジェクト
「ブライトリング・リワインド」の第一弾ウオッチ
ブライトリング「クロノマチック」 Ref.2114。1969年製。1969年に発表されたクロノマチックは、クロノグラフの性能と機能性、自動巻きの利便性を兼ね備えた画期的なキャリバーを搭載。これにより、毎日の巻上げが不要になった。「ブライトリング・リワインド」の第一弾ウオッチ
ブライトリング「クロノマチック」 Ref.2111-15。1972年製。1960年代後半、消費者はクロノグラフには機能性を、自動巻き時計には利便性を求めて購入していた。この両者を組み合わせて自動巻きクロノグラフを作ることを実現。1969年、ブライトリングは自動巻き時計とクロノグラフ、双方の良い所取りをして一つにした画期的なモデル「クロノマチック」を発表した。「ブライトリング・リワインド」の第一弾ウオッチ
ブライトリング「エアロスペース」 Ref.F5606231/C158。1994年製。1994年、ブライトリングは1985年の初代エアロスペースの成功を基に製作した。新モデルでは、厚さ9mmの超軽量チタン製ケースと高機能なアナログ・デジタル表示はそのままに、従来のデザインを改良。精度と実用性を兼ね備えた1994年製エアロスペースは、革新とクラフツマンシップの完璧な融合を体現し続け、航空界のアイコンとして何年にもわたり君臨した。「ブライトリング・リワインド」の第一弾ウオッチ
ブライトリング「エアロスペース」 Ref.F5606231/C158。1994年製。1994年、ブライトリングは1985年の初代エアロスペースの成功を基に製作した。新モデルでは、厚さ9mmの超軽量チタン製ケースと高機能なアナログ・デジタル表示はそのままに、従来のデザインを改良。精度と実用性を兼ね備えた1994年製エアロスペースは、革新とクラフツマンシップの完璧な融合を体現し続け、航空界のアイコンとして何年にもわたり君臨した。「ブライトリング・リワインド」の第一弾ウオッチ
ブライトリング「エアロスペース」 Ref.F5606231/C158。1994年製。1994年、ブライトリングは1985年の初代エアロスペースの成功を基に製作した。新モデルでは、厚さ9mmの超軽量チタン製ケースと高機能なアナログ・デジタル表示はそのままに、従来のデザインを改良。精度と実用性を兼ね備えた1994年製エアロスペースは、革新とクラフツマンシップの完璧な融合を体現し続け、航空界のアイコンとして何年にもわたり君臨した。「ブライトリング・リワインド」の第一弾ウオッチ
ブライトリングのパリブティック
このイベントは、2024年11月14日から16日までパリで行われていた「プレラブド・リラグジュアリー・ショー」で初公開された。そこでは、ブライトリングのヘリテージ部門が厳選・修復した歴史的な時計9本が登場した。これらはブライトリングのヴィンテージウオッチ専門家がすべての修復を担当し、細心の注意を払って時計を仕上げる。彼らは、時計の歴史や価値に関する詳細な情報を提供するだけでなく、購入者への個別アドバイスも行うという。
ブライトリング「スプリント」 Ref.2016。1971年製。ブライトリング スプリントは、アスリート向けのため、軽量な樹脂ケースと心拍数目盛りが付いたベゼルを搭載。羽のように軽いケースと目を引くカラーは、ブライトリングのプロフェッショナル スポーツウオッチである「エンデュランス プロ」にインスピレーションを与えた。「ブライトリング・リワインド」の第一弾ウオッチ
「ブライトリング・リワインド」について、ブライトリングのジョージカーンCEOは、「人々が時計を選ぶのは、その時計との絆を感じるからです。ブライトリング・リワインドは、ブライトリングのヘリテージに対するお客様の関心を、お客様の心に響くストーリーや時計によって満たすことができる一つの方法です」とコメントしている。さらに、ブライトリングのヘリテージ部門グローバルヘッド、ジャンフランコ・ジェンティーレも、「それぞれの時計は、それを身に着ける人についての深い物語を伝えます。この魅力的な新プロジェクトによって、こういった時計が新しいコレクターに末永く愛されるよう望みます」と述べている。こうしたコメントからも、彼らがブライトリングを愛する人に特別な時計を届けたいという思いが伝わってくる。

ブライトリング・リワインドで販売されるヴィンテージウオッチは各イベント会場でのみ実機を確認できるが、時計の情報についてはブライトリングのヘリテージ部門に問い合わせることが可能。購入した時計には2年間の国際保証が適用されるのも心強い。日本での開催日程は今のところ未定となっているが、情報が公開されたらか改めて詳細をお伝えするので、ブライトリングファンやヴィンテージウオッチ愛好家の方々は乞うご期待!
問い合わせ先:ブライトリング・ジャパン TEL.0120-105-707 https://www.breitling.com/jp-ja/
Text/平野翔太(WATCHNAVI編集部)
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