秋冬に映えるバーガンディー×ゴールド 「ミレジム センターセコンド」の新作ウオッチが登場

スイス・ジュネーブに本拠を置く独立系時計ブランド【レイモンド・ウェイル(RAYMOND WEIL)】が最新作を発表。ミレジム センターセコンドの新色を9月20日(土)に発売する。価格は30万8000円(税込)。

ローズゴールドPVDケースにバーガンディダイアルが映える

新たに登場するのは、バーガンディーとローズゴールドを組み合わせたネオ・ヴィンテージウオッチである。「ミレジム」はフランス語でヴィンテージを意味し、1930年代に流行したセクターダイアルやプラスチック製風防に見られたボックス型などの古典的な意匠に、現代の技術や素材を組み合わせることで生まれたコレクションである。今回の新作では、ブルゴーニュワインを想起させる深みのあるバーガンディーカラーのダイアルとストラップに、温かみを感じさせるローズゴールドでカラーリングしたケースと針を合わせ、秋冬のコーディネートに映える上品な存在感を演出している。ダイアルは1930年代のアール・デコ様式を反映したセクターデザインを採用し、中央に縦筋目のヘアライン仕上げ、アワートラックにマット仕上げ、ミニッツトラックにサーキュラー仕上げを施すことで奥行きのある表情をつくり出している。わずかに傾斜したミニッツトラックに沿って分針と秒針の先端を曲げ加工するなど、クラシカルなディテールへのこだわりも光る。

ケースは小径モデルが主流だった往時のスタイルにインスパイアされながらも、現代的な39.5mm径を採用している。ベゼルには丁寧な面取りが施され、ケースを薄く見せる効果を生み出すとともに、側面のヘアライン仕上げとラグ上面のポリッシュ仕上げの対比が立体感を強調している。さらに、長く伸びたラグに丸みを持たせつつケースバック側に大きく曲げることで装着感を高めている。風防には、かつてのプラスチック製を思わせるボックス型をサファイアクリスタルで再現。硬度の高い素材を美しい造形に仕上げる現代的な加工技術が活かされている。ストラップは柔らかでさらさらとした手触りのカーフレザーを用い、コバ(側面)は均一で滑らかに仕上げられている。剣先にはブランドのイニシャルを象ったW字型ステッチを施し、クラシカルなピンバックル仕様でまとめている。

搭載するのはセリタ社製Cal.SW200をベースにした自動巻きムーブメントCal.RW4200であり、シースルーバックからはW字型ローターを鑑賞できる。伝統的な意匠と現代的な技術を融合させた一本として、今秋注目を集めるモデルが誕生した。

レイモンド・ウェイル「ミレジム センターセコンド」 Ref.2925-PC5-45001 30万8000円/自動巻き(Cal.RW4200)、毎時2万8800振動、約41時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)、カーフレザーストラップ。直径39.50mm、厚さ9.25mm。5気圧防水。2025年9月20日(土)発売予定。

 

問い合わせ先:ジーエムインターナショナル TEL.03-5828-9080 https://raymond-weil.jp ※価格は記事公開時点の税込価格です。

Text/平野翔太(WN編集部)

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