毎年春にスイスのジュネーブで開催される世界最大の新作時計ショー「ウオッチズ＆ワンダーズ」で発表された2025年の新作ウオッチを改めて紹介する。今回は、フランス発の高級時計ブランド【ベル＆ロス（BELL＆ROSS）】を紹介。
誕生20周年を祝した新型スケルトンのトリロジー完成！
ベル＆ロス「BR-03 スケルトン」
（上）ラム セラミック Ref.BR03A-LM-SKCE/SRB 99万円／自動巻き（BR-CAL.328）、毎時2万8800振動、約54時間パワーリザーブ。セラミックケース、ラバーストラップ（ベルクロストラップ付属）。縦横41mm、厚さ11.25mm。100m防水。
（左）ブラック セラミック Ref.BR03A-BL-SKCE/SRB 94万6000円／自動巻き（BR-CAL.328）、毎時2万8800振動、約54時間パワーリザーブ。セラミックケース、ラバーストラップ（ベルクロストラップ付属）。縦横41mm、厚さ10.6mm。100m防水。
（右下）グレー スティール Ref.BR03A-GR-SKST/SRB 86万9000円／自動巻き（BR-CAL.328）、毎時2万8800振動、約54時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース、ラバーストラップ（ベルクロストラップ付属）。縦横41mm、厚さ9.65mm。100m防水。
現在のフラッグシップウオッチの礎を築いた「BR-01」が2005年に誕生してから2025年で20周年。この大きな節目に放ったベル＆ロスの新作が、3つの異なるストーリーラインで展開される「BR-03 スケルトン」だった。いずれも新型の専用ムーブメント「BR-キャリバー328」を搭載し、見応えのあるタイムピースに仕上がっている。
同じ新型「BR-CAL-328スケルトンキャリバー」を搭載したトリロジーは、縦横41mmのサイズながら厚みが微妙に異なる専用設計。ブラック セラミックでは透明性を追求し、グレースティールはプロフェッショナルツールをジュエリーに昇華。そして、発光の力を最大化した限定機のラム セラミックというトリロジーで「四角の中に丸」のアイコンデザイン誕生20周年を大いに祝した。
新たなサイズで魅力を増した“強靭な宝石”の新展開
ベル＆ロス「BR-05 36MM」 （右上）グレー Ref.BR05A-S-GR-ST/SST 64万9000円、（左上）アイスブルー Ref.BR05A-S-BU-ST/SST 64万9000円、（右下）ブラック Ref.BR05A-S-BL-ST/SST 64万9000円、（左下）マザーオブパール Ref.BR05A-S-MP-ST/SST 64万9000円／（共通）自動巻き（BR-CAL.329）、毎時2万8800振動、約54時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース＆ブレスレット。縦横36㎜、厚さ8.5㎜。100m防水。
さらにアーバンスタイルの「BR-05」からも、小径化トレンドに乗った36mmサイズが登場。ブレス一体型の「四角の中に丸」のフォルムが細い手首にもフィットしやすくなったことで、新たなファンを獲得しそうな予感大！
既存の40mmサイズから全てを見直し、再設計された縦横36mmの独創スクエアシェイプは、厚さわずか8.5mmというスリムさも魅力。本格スペックを追求するベル＆ロスならではの高い視認性はそのままに、新型ムーブ「BR-キャリバー329」搭載で54時間パワーリザーブを確保した。異なる4つの文字盤バリエーションの中に、マザーオブパールを加えた点が“強靭な宝石”を標榜する「BR-05」らしい。
問い合わせ先：ベル＆ロス 銀座ブティック TEL.03-6264-3989 https://www.bellross.com/
◎本記事は『ウオッチナビ 2025 Summer Vol.98』より抜粋・編集しています。価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text／WATCHNAVI編集部 Photo／Atsuyuki Shimada
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