【オーデマ ピゲ】創業150周年と「ハウス オブ ワンダーズ展」を祝うセレブレーションイベントを開催

スイスのオートオルロジュリー・マニュファクチュールである【オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)】は、創業150周年と、11月10日より一般公開となった「ハウス オブ ワンダーズ展」を記念し、東京・銀座の銀座ソニーパークにてセレブレーションイベントを開催した。本イベントには、オーデマ ピゲ CEOのイラリア・レスタが就任以来初めての公式来日を果たし、オーデマ ピゲ ジャパンCEOのフレデリック・レイスと共に、コレクターや時計愛好家、セレブリティなどのゲストを迎え、節目の年を華やかに祝った。

ル・ブラッシュから東京へ

 

11月10日より一般公開されたオーデマ ピゲ150周年記念「ハウス オブ ワンダーズ展」は、1875年にスイス・ル・ブラッシュで創業したブランドの伝統と革新を体感できる没入型展示である。銀座・並木通りの会場はテーマ別に2フロアで構成され、来場者は「家」の扉を開くようにブランドの世界へと誘われる構造となっている。

1907年当時、オーデマ ピゲの工房では約20名の時計職人が従事していた。より広いスペースと採光を求め、創業者たちは最初の工房の隣に大きな窓を備えた新工房を設立し、現在も本社として使用されている。本展では、この象徴的な建物を「ハウス オブ ワンダーズ」として展示デザインに取り入れている。「時のギャラリー」では、創業以来家族経営を貫くメゾンが大切にする“家族”や“人”をテーマに、写真やアーカイブ資料のレプリカを展示。

「機械のひみつ」では、時計のムーブメントがどのような工程を経て完成に至るのかを、円形カウンターに配置したパーツや製作工程の展示によって紹介している。技術スタッフが来場者に直接説明を行い、機械式時計の“小さな宇宙”の実像を体感できる。さらに、ジュネーブのVR制作会社ドリームスケープ社と協働した「アイデアの旅」では、フルトラッキング技術を用いたファンタジックなVR体験を用意し、訪れる者を“驚き=ワンダー”の世界へと引き込む。

「デザインの金庫室」では、最新モデルや貴重なアーカイブピースを含む約50本の時計を展示し、オーデマ ピゲの技術とデザインの変遷を俯瞰できる内容となっている。時計愛好家はもちろん、時計の知識がない人でも楽しめる構成で、メゾンのクラフツマンシップと革新性を五感で味わえる空間である。

銀座での祝祭の夜

銀座ソニーパークで催されたセレブレーションイベントには、オーデマ ピゲの哲学と共鳴する存在であるSnowmanの渡辺翔太、VERBAL、玉木宏、田中みな実、山本美月らが出席し、会場に彩りを添えた。ル・ブラッシュに着想した装飾が施された各フロアでは、一夜限りの音楽パフォーマンスも行われ、ゲストたちは音楽と会話を楽しみながら特別な夜を過ごした。

オーデマ ピゲ 150周年記念「ハウス オブ ワンダーズ展」
開催期間:~2026年4月30日(木)
営業時間:11:30~19:30(最終入場18:30)
住所:東京都中央区銀座6-7-12
入場料:無料(予約優先)
問い合わせ:特別展事務局 03-6830-0025
※開館時間・休館日は予告なく変更となる場合がある。
予約方法:オーデマ ピゲ公式ウェブサイト内の予約ページより

 

問い合わせ先:オーデマ ピゲ ジャパン TEL.03-6830-0000 https://www.audemarspiguet.com/ja

Text/平野翔太(WN編集部)

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