本格派のアウトドアギアブランド【プロトレック(PRO TREK)】がニューモデルを発表した。日本のファッションブランド、ホワイトマウンテニアリングとの共作「PRW-B1000WM-1」が発売となり、価格は14万800円。さらに日本自然保護協会(NACS-J)と同協会の大使を務める「かえるのピクルス」とのトリプルコラボレーションモデル「PRJ-B001NJ」も発売され、価格は3万6300円。
マットブラックを基調としたストイックな仕上がり
まず、オールブラックのデザインが特徴の「PRW-B1000WM-1」は、“服を着るフィールドは全てアウトドア”をブランドコンセプトに掲げるホワイトマウンテニアリングとのコラボレーション第2弾モデルとなる。ブランドカラーであるマットブラックを基調としたストイックな仕上がりで、暗闇で白く浮かび上がる蓄光インデックスと時分針、そして視認性を高める赤い秒針のコントラストが、道具としての機能美を強調。文字盤には、同ブランドの象徴的なトライアングルパターンが配置され、本機の特別なアイデンティティを訴えかける。
特筆すべきは、堅牢な佇まいと相反する装着感の軽快さだ。バンドには軽量なH駒チタンを用いて、長時間の活動でも疲労を軽減するよう配慮。また、ケースには再生可能な有機資源を原料としたバイオマスプラスチックを採用し、環境への負荷を低減しつつ、「プロトレック」に求められる高い耐久性を維持している。機能面では、標準電波受信とBluetooth通信による時刻修正を組み合わせた2ウェイシステムを搭載し、トレッキングの道中も正確な時を表示。方位、気圧・高度、温度を計測するトリプルセンサーや、内面反射防止コーティングを施したサファイアガラス、10気圧防水など、本格派と呼ぶに相応しいスペックが網羅されている。
プロトレック「PRW-B1000WM-1」 14万800円/タフソーラー。バイオマスプラスチック&ステンレススチール製ケース、メタルバンド。縦50.8×横45.8mm、厚さ14.9mm。10気圧防水。
「かえるのピクルス」の世界観を腕時計に落とし込む
一方の「PRJ-B001NJ」は、日本自然保護協会との長きにわたるパートナーシップの系譜に、新たな物語を添えた第7弾モデルとなる。デザインの鍵を握るのは、日本の豊かな自然を象徴する生き物で、登山者の間では“無事に帰る”との験担ぎでも親しまれる「かえる」をモチーフとしたキャラクター「かえるのピクルス」だ。同協会の大使を務めるこの人気キャラが葉っぱを手にした「アース&ピクルス ビーンドール」をモチーフとし、里山を守る願いと安全な登山への祈りを、この一本に凝縮している。
ケースやバンドは、森の深淵を思わせるダークグリーンをベースとするが、「かえるのピクルス」を想起させるフレッシュなグリーンがボタンやインデックスに鮮やかな彩りを添える。9時位置のインダイアルには、葉っぱ型の小針が採用され、文字盤にストーリー性を演出した。ケースバックには「かえるのピクルス」のオリジナルアイコンが刻印され、遊環には日本自然保護協会のロゴが配されるなど、細部に至るまで特別な意匠が尽くされた。
また、ケースやベゼル、バンドなど主な樹脂パーツにバイオマスプラスチックを採用し、環境保全を具現化。また、蓄光練り込み樹脂インデックスの採用により、暗所での視認性を高めることで登山時の安全を力強く支える。機能面ではタフソーラーやスマートフォンリンク機能を備え、時計のボタン操作で現在の時刻と位置を専用アプリの地図上に記録するタイム&プレイスが利用可能。これにより、フィールドでの発見や思い出を正確なログとして残すことができる。さらに、同梱されるスペシャルパッケージには栓抜き機能付きのオリジナルデザイン缶バッジが付属し、コレクターズアイテムとしても完成度の高い仕様となっている。
プロトレック「PRJ-B001NJ-3JR」 3万6300円/タフソーラー。バイオマスプラスチック&ステンレススチール製ケース&バンド。縦50.3×横46mm、厚さ13.6mm。10気圧防水。2026年3月発売予定。
今回、発表された「PRW-B1000WM-1」と「PRJ-B001NJ」の2つの新作。一方は都会的な感性と高度な機能を融合させたハイエンドなスタイル、もう一方は自然への愛着と保全のメッセージを温かく伝える親しみやすいデザイン。表現こそ異なるが、どちらもカシオが誇る精密技術と、自然という広大なフィールドへの深い敬意を形としたもの。アウトドアを愛する者にとって、理想的なパートナーウオッチと言っても過言ではないだろう。
問い合わせ先:カシオ計算機 お客様相談室 TEL.03-5334-4869 https://www.casio.com/jp/watches/protrek/ ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/三宅裕丈
















