9/16に公開した「【全国の名時計店に聞いた最旬激売れモデル5選】ファーストウオッチには、頑丈で費用対効果も高い“ダイバーズ”を選ぶべし!!」の記事では、最初の1本目にオススメのダイバーズウオッチを中心にご紹介しましたが、次いで人気だったのがクラシック時計。
支持を集める理由は、幅広い用途で着用できるから。ビジネスシーンでの着用を考えれば機能が控えめで飾らない「誠実」な見た目は、あらゆる立場の仕事相手と対峙しても嫌味がなく、もし相手が時計好きだった場合に会話のネタにもなります。
また、そのように語りどころの多い歴史に裏打ちされた信頼性があるので、丁寧に扱えば長年の使用にも十分に応えてくれるのです。
なお、現在、小ぶりなものでもっともバランスの取れた時計は38〜40mmくらいが主流となっています。
堅牢ケースのタフスペックを取るか、小振りサイズのシックな雰囲気を取るか。普段のライフスタイルやファッションを見つめ直せば、自分の好みも自ずと見えてくるはずです。早速ご紹介します!
端正な佇まいに品格が漂うクラシカルな定番
IWC 「ポートフィノ・オートマティック」
丸みを持たせたケースや繊細なカーブを描くリーフ針、立体的なインデックスに丁寧な仕事ぶりが伝わる一本。
ケースの裏蓋にはポートフィノの港が刻印されています。
10㎜を切るスリムな設計でシャツの袖口にも収まりやすく、さりげなく時計の上質感を演出できます。
控えめサイズに力強さを宿す国産時計の最高峰
グランドセイコー「ヘリテージコレクション スプリングドライブ」
ゼンマイの解ける力を動力源としながら、水晶振動子からの正確な信号によって精度を制御するセイコー独自の駆動方式「スプリングドライブ」を搭載。
特殊技術「厚銀放射仕上げ」文字盤が、滑らかな秒針の動きとともに独自性を主張します。
裏蓋はシースルーバックになっており、ムーブメントの動きを鑑賞することができます。
先進の自社キャリバーを現実的なプライスで堪能
ユリス・ナルダン「マリーン トルピユール」
独自の「シリシウムテクノロジー」と「ダイヤモンシル」を採用した自社製Cal.UN-118を搭載。
2017年発表の「マリーン クロノメーター マニュファクチュール 45mm」から比べて3mmほどダウンサイジング。
こなれた価格でユリス・ナルダンの技術が味わえる点が好評の理由です。
様々なシーンにマッチする優れた汎用性を持つ一本
タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー5」
同社のアイコンモデルであるカレラのデイト仕様。
カジュアルにもフォーマルにも合わせやすく、一生モノとしての高級感も持っており、費用対効果の高い時計として人気を博しています。
裏蓋はシースルーバックになっており、ムーブメントの動きを鑑賞することができます。
ゼニスのドレスウオッチの王道デザインを継承
ゼニス「エリート クラシック」
秒針が緻密に時を刻む様子が楽しめる中3針ウオッチ。
植字ではなくエングレーブによるバーインデックスを採用し、厚さ10㎜を切るケースのスリムさを強調。
文字盤は、サンレイ仕上げのシルバートーンです。
バーリーコーン文字盤に特有の気品が漂う定番
ロンジン「ロンジン マスターコレクション」
ロンジンが積み重ねてきた時計製造の伝統を美と技で表現する定番コレクションの3針仕様。
文字盤面に施されたバーリーコーン装飾やブルースチールの針が、シンプルな文字盤に特有のエレガントさを加えています。
1950年代の名作をベースに現代技術を満載
ボーム&メルシエ「クリフトン ボーマティック」
1950年代製の自社モデルに着想を得たクリフトンに、自社開発ムーブメントを搭載。
革新シリコン脱進機による1500ガウスの高耐磁性や5日間ものパワーリザーブなど、高性能を誇ります。