耳の早い人なら10月より6か月連続でリリースされるG-SHOCK「七福神」シリーズはチェック済みでしょう(もちろん当ウオッチナビサロンでもすでに取り上げています)。ここでは新たに公開された残る3モデルについて、発売記念イベントの模様と合わせて取り上げていきます!
来年発売モデルは「大黒天」「寿老人」「福禄寿」
ラッキーセブンはどこの国でも縁起の良い数字。日本生まれの七福神も、日本、中国、インドの神様が集合した日本独自のものです。そして、世界に誇れる耐衝撃ウオッチG-SHOCKもまた日本で開発された時計であり、G-SHOCKと七福神は意外なようで実は必然から生まれたコラボレーションではないかと思います。
このコラボレーションを成立させた立役者が、アートワークを手がけた野坂稔和(のざかとしかず)さん。かつてプロスケートボーダーだった野坂さんの作品により、G-SHOCKと七福神のコラボレーションが実現したと言っても過言ではないでしょう。
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発売記念イベントでは、貴重な原画が展示されました。この作品を、七福神G-SHOCKを通じて手に入れることができるわけです。
では、2019年1月発売の大黒天から3本まとめてご紹介しましょう!
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豊穣の神をテーマにした大黒天モデルは、ビッグケースのGX-56がベース。大黒様に由来する打出の小槌や米俵、ウサギの姿がバンドにあしらわれる
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長寿の福神をモチーフにした寿老人はラウンドベゼルのDW-5700がベース。子供がスノーボードを楽しむアートワークと同じく、白を基調としたケースとバンドに巻物や桃が舞う
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G-SHOCKのスポーツラインG-SQUADのモデルをベースにした福禄寿モデル。幸福、封録、長寿の三徳を具現化した神様の雰囲気を、鶴や亀、松が描かれたケースとバンドで表現
お気づきかと思いますが、アートワークはG-SHOCKがサポートするスポーツやカルチャーを楽しむ子供の姿が描かれています。これには野坂さんの「宝は子供」というメッセージが込められているのです。
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ちなみに、「七福神モデル」製造本数は限定されていないそうですが、国内流通はかなり希少とのこと。全モデルをコンプリートするには、けっこう気合を入れたほうがいいですよ。
では最後に、この七福神モデルと合わせて書き起こされた野坂さん作「宝船」をご覧いただいてお別れです。
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