ひと昔前、50万円以下の腕時計は社会人になって初めて購入する“一生モノ”の定番でした。それが、ここ数年のうちに人気モデルの価格が軒並み上昇。なかなか以前のようにたくさんの選択肢から本格ウオッチを購入することが難しくなっていました。ただ、そうした業界の流れに乗らずに価格を維持するブランドもありますし、最近では戦略的に50万円以内に価格を抑えたモデルも増えてきています。そして極めつけが、2018年秋からのチューダーの日本正式上陸。再び注目が集まる50万円以下の本格ウオッチを手がけるブランドのなかから、今回はエドックスを取り上げます。
カラーセラミック×カーボンを使ったファッショナブルな本格ダイバーズ
クロノオフショア1 カーボンクロノグラフ オートマチック

自動巻き(Cal.EDOX011)。毎時2万8800振動。約48時間パワーリザーブ。カーボン×セラミックケース。直径45mm。500m防水。
海のF1とも称されるパワーボートの世界観を投影したエドックスの代表シリーズに加わった新素材の1本。セラミックとカーボンを交互に鍛造加工したケースは、軽量かつ堅牢で耐傷性にも優れています。ケースカラーがブルー、レッド、グレーの3色用意されているのも嬉しいところ。この先進素材を使いながら、シリーズの共通仕様であるシースルーバックで500m防水を確保した点は賞賛に値します。