1月14日からスイス・ジュネーブでスタートする時計の祭典「SIHH(国際高級時計展)」。そこにパネライが出展する新作ウオッチを1本、先行してご紹介します!
1860年に創業した、特殊潜水部隊を支えたダイバーズの名門
まずはブランドについて簡単におさらいしましょう。パネライは、1860年にパネライ時計店として創業。当初は輸入時計の販売と修理、照準機など光学機器類を製作していました。
イタリア国防省の要請で第一次世界大戦頃から防水時計の開発に着手。試作品を経て1938年に自社開発の蛍光物質ラジオミールを使った初めてのダイバーズを完成させたのが、腕時計ブランドとしての出発点です。同社の製品は、イタリア海軍の特殊潜水部隊の任務を支えるなど長く軍用時計専門でしたが、欧州時計ファンの熱烈な要望に応えて93年に一般販売を開始しました。
パネライが自信を持っておくる2019年の新作ダイバーズ
そんなダイバーズの名門であるパネライから新しいプロフェッショナルダイバーズが今年、登場します。それが「パネライ サブマーシブル クロノ ギョーム・ネリー エディション」です。
今回の新作「パネライ サブマーシブル クロノ ギョーム・ネリー エディション」は、フリーダイビングのチャンピオンとして過去に世界記録を何度も樹立し、現在は素晴らしい海中写真や映像作品でも世界的に知られる、フランス人ダイバー、ギョーム・ネリーにインスパイアされたサブマーシブルの一本。
潜水時間を計測できる逆回転防止ベゼルを備え、水深約300m(30気圧)の防水機能を搭載。ラフなテクスチャーのシャークグレーのダイヤルに際立つ“夜光ホワイトのアワーマーカー”によって、いかなる環境でも完璧な視認性を発揮します。ねじ込み式のケースバックには、チャンピオンのサインと、彼がもつシングルブレスでの記録、水深126mが刻まれています。
チタンケースにブルーのセラミックディスクがあしらわれたベゼル、そしてブルーの針とラバーストラップ。勝者のもつパフォーマンス、強さ、正確性が高いレベルで融合を果たしたサブマーシブルのクロノグラフは、今年6月に発売予定となっています。
SIHH2019では、他にどんな時計がお披露目されるのでしょうか? 続報をお楽しみに!
【さらに詳しく!】パネライの歴史、代表作はコチラ!
- TAG