同僚や相手先に好印象を持たれるには、清潔感のある服装がとても大切です。誰でも第一印象は残りやすいので、最初はあまり尖りすぎないほうが無難。とはいえ、腕時計に関しては長く使えるアイテムなので、しっかり自分が気に入ったものを選びましょう。デザインの選択肢が多く、フレッシャーズでも手の届く予算で購入でき、しかも誠実さがアピールできる腕時計といえば、やはり狙い目は国産時計。日本を代表する4社が発売している、ビジネスシーンで人気のモデルを以下にまとめました。
日本の様式美を機械式時計で表現したセイコー プレザージュの定番
セイコーの時計製造技術の歴史が投影されたプレザージュの一本。4R系キャリバーを搭載したベーシックラインに属する本機は、日本人の心根にある「わびさび」の精神を表現した、シンプルでありながらも味わい深いデザインが特徴となっています。
文字盤の装飾は、水の流れを石庭で表現する「枯山水」にインスピレーションを得たもの。無駄を削ぎ落とした風格ある佇まいに、自然と気持ちも引き締まることでしょう。このほかにも、ダイアルの一部をオープンワークにしたものや、コンテンポラリーな雰囲気が漂う樽型ケースのモデルもラインナップします。
[セイコー]その他のオススメモデル
シチズンのビジネスウオッチといえば、やっぱりアテッサ
ビジネス用途での腕時計だと、一般的な就業形態で考えても週5回×8時間以上は着けることになるので、ストレスを感じない軽さは大切です。シチズンが展開している腕時計のなかでもビジネスマンから圧倒的な支持を得ているブランドがアテッサは、チタニウム製の外装を使うことを信条としておりかなり軽量に仕上がっています。
しかもアテッサの現行品には独自のスーパーチタニウム™が使われているので、他社のチタニウムよりも耐久性が高く、見た目にも美しいという特徴も。店頭で見比べてみれば一目瞭然でしょう。多機能モデルなどのハイエンドもありますが、ここでは最も手頃に購入可能な一本をご紹介しました。
[シチズン]その他のオススメモデル
“Elegance, Technology”をテーマに掲げるオシアナスのシンプル機
カシオが展開しているオシアナスは、ヨーロピアンスタイルのスポーツウオッチを想起させるエレガントなデザインが魅力。そのエッセンスを楽しめるのが、3針仕様のデイトアナログウオッチです。
見た目こそシンプルですが、実際はソーラー電波に世界29都市対応のワールドタイム機能も備えています。薄型ウオッチの基準となる10mmに厚みを抑えたケースはチタン製で、熟練職人が手がける「ザラツ研磨」による仕上げ。バックルに最長5mmの延伸が可能なスライドアジャスト機構があるので、1日、あるいは数年のうちに身体的な変化があっても変わらぬ着け心地で愛用できます。より多機能を求める人への上位モデルもオシアナスには豊富にあるので、検討してみてはいかがでしょう。
[カシオ]その他のオススメモデル
ビジネスシーンで真価を発揮するトゥルーム「C Collection」
エプソンは、手巻きムーブメントの部品製造・組立を出発点として1942年に長野県諏訪市で生まれた日本企業です。以来、プリンターやプロジェクターなど様々な製品を生み出す一方で、ずっと腕時計を作り続けてきました。つまり、エプソンの原点は「腕時計」にあるのです。
そんなエプソンの長期ビジョン「Epson 25」のウエアラブルイノベーションを象徴し、「最先端技術でアナログウオッチを極めることを目指す」ブランドとして2017年7月に登場したのが、このトゥルームです。
C Collectionは、コントラストを効かせたシンプルシックな文字盤と、力強いステンレススチールケースの品質の良さが際立つモデル。こうした都市(=City)で活躍するビジネスマンに向けてデザインされた外装の内部には、定期的な電池交換が要らず、GPS衛星電波を受信して世界中あらゆる場所で正確な時刻に修正する「ライトチャージGPS衛星電波修正機能」を搭載。さらに高度・気圧計測機能も有し、気圧の上昇/下降傾向の表示から天候の変化を予測できます。C Collectionのほか、S Collection、M Collection、L Collectionの展開もあります。
以上にあげた日本の時計メーカーは、時代の先端を行くハイテクモデルの開発で世界をリードし続けているので、定期的な電池交換が不要なソーラー駆動でありながら、標準電波やGPS衛星電波の受信に対応したモデルが手の届きやすい価格で購入できるのです。発信される時刻情報は、誤差が10万年で1秒という超高精度な原子時計で制御されているのですが、その装置と同等の精度を腕に着けているのも同然。シビアな時間管理を確実にサポートしてくれます。日本の国産時計メーカーは、機械式時計の製造技術が成熟しているのも魅力。機械式時計は電池交換は不要でゼンマイさえ巻けばいつでも使えるだけでなく、各部の質感が高いのでシンプルな機能以上の満足感が得られるはず。ご自身の働き方に合った1本を選んでみてください。
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