1994年に初披露されたランゲ1の誕生25周年を記念し、A.ランゲ&ゾーネは1月のSIHHから毎月24日にアニバーサリーイヤーにちなんだ限定ランゲ1を発表していくと宣言しました。今回取り上げるのは、日本時間で3月25日午後7時に明らかにされた3月発表の第3弾。ベースとなったのは、ブランド最小モデルとなる「リトル・ランゲ1」でした。
1、2作目と共通のホワイトゴールドケース&ブルーテーマカラー
A.ランゲ&ゾーネのアイコニックピースとして、25年にわたり親しまれ続けているランゲ1。このファミリーの四半世紀に及ぶ歴史を讃え、1月から特別なモデルが毎月発表されています。SIHHで披露されたランゲ1 “25th アニバーサリー”、2月のグランド・ランゲ1・ムーンフェイズ “25th アニバーサリー”に続く第3弾として3月に発表されたのは、直径36.8mmというブランド最小サイズの「リトル・ランゲ1」です。
1998年にデビューしたランゲ1の“小ぶりな妹”の限定版は、発表済みの2作と同じくホワイトゴールドケースを採用。シルバー無垢製ダイアルには、ディープブルーの数字とインデックスおよび日付がセットされます。
裏返すと見えるのは、2015年から搭載しているひげゼンマイまで自社製のCal.L121.1。とはいえ、そこはアニバーサリー限定。ハンドエングレービングされたテンプ受けに、さらに25周年を示す数字のレリーフ彫りでアクセントが加えられています。
見た目は小さくても、オフセンターダイアルとアウトサイズデイト、パワーリザーブのそれぞれが調和した文字盤はひと目でそれとわかる秀逸なデザインはさすがのひと言。完全巻き上げ状態から72時間パワーリザーブを確保している点からも、驚異的な技術力を再認識させられます。
より小さな時計を好むひとの手に寄り添う至高のジャーマンウオッチ。その圧倒的なクオリティを特別な一本で味わってみたいと思いませんか?