1972年、“高級時計の常識を覆す”モデルとして誕生した「ロイヤル オーク」によって、「ラグジュアリー・スポーツ」の市場は開けました。現代におけるその価値はさらに高まり、ラグジュアリーを充実=“ラグ充”な時計として一大カテゴリーへと成長。上級ファッションのキーアイテムになっています。
高級スポーツウオッチの軽やかな意外性がカジュアルを格上げする
多様化するライフスタイルにおいて、ドレスコードも従来の基準から変わりつつあります。例えばビジネスシ ーンにしてもオフィスにとどまることなく、活動範囲は広がり、タイドアップせずとも礼を失しないケースも増えました。むしろその場に応じた臨機応変なスタイルこそ現代的なドレスコードと言えるでしょう。そんな腕元を飾る時計はラグジュアリー・スポーツがふさわしいのです。
ブレゲの「マリーン・クロノグラフ」は、フランス海軍の船舶時計を手がけた歴史を受け継ぎ、現代的に磨きをかけました。一方でハリー・ウィンストンの「プロジェクト Z 12 」は、ジュエラーで培った素材技術が注がれ、特殊合金ザリウムの独自ケースを採用しています。伝統が息づく名門とゴージャスなハイジュエラーが手がけるラグジュアリー・スポーツ。その意外性に加え、既成概念を軽やかに超えていく、洗練された個性が光る“ラグ充”な2モデルです。
張り感のあるコートと柔らかなニットポロとのコーディネートや、化繊やジャージのテーラードジャケットといった異素材ファッシ ョンとも通じ合います。いずれもブランド の品格がカジュアルなスタイルも上質に格上げしてくれるのです。軽やかな意外性がカジュアルを格上げする軽量性や撥水性、防寒性などを備えた多機能素材や、伸縮性に優れ、着心地も快適なジャージ素材により、ジャケットもさらに進化を遂げています。
[写真上]コート12万 7440円(ドーバー ストリート マー ケット ギンザ〈マッキントッシュ エディット〉)TEL.03-6228-5080、ニッ トポロ5万2920円(スローウエアジ ャパン〈ザノーネ〉)TEL.03-5467-5358
[写真下]右ジャケット6万1560円(インテ レプレ〈アクアラマ〉)TEL.03-6804- 3861、左ジャケット6万6096円(エリオポールメンズ銀座〈バレナ〉)TEL.03- 3563-0455
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