オリエントのスポーツコレクションからフライトウオッチが誕生

1950年の創業以来、70か国を超える国々で愛されている「オリエント」から、スポーティなデザインと実用機能が特徴のスポーツコレクションよりフライトウオッチモデルが新登場。伝統的な航空時計のダイアルデザインを採用し、高い判読性を実現している。全4型のラインナップで、価格は税抜き2万7000円~。

オリエント「スポーツ RN-AC0H04Y」税抜価格2万7000円/自動巻き。ステンレススチールケース。直径42.4mm、厚さ11.6mm。ハック機構(秒針停止機能)付き。10気圧防水。ルミナスライト夜光。3時位置にデイト表示。レザーストラップ

飛行機は20世紀初頭に生まれて以降、急速に技術的な発展を遂げた。しかし一方で当時は事故が多発しており、その要因のひとつがパイロットが正確な時間を把握できていないことにあった。正確な時間を知ることで飛行した距離や現在地、燃料の残量などが計算でき、安全な飛行が可能になる。そこで重視されたのが、操縦士が着用するフライトウオッチの正確性だった。

フライトウオッチの最大の特徴は、飛行中でも瞬時に時刻を確認できることにある。第二次世界大戦の頃までに複数のダイアルデザインが登場したが、有名なものに時針の長さに合わせてダイアル内側にアワーマーカーを、分針の長さに合わせて外側にミニッツマーカーをレイアウトしたものがある。アラビア数字と飛行中どんな体勢でも12時方向が判別できる▲マークを配することで、目線を瞬間的に時計に落としただけでも時刻を判読できるわけだ。今回発売されたオリエントの「スポーツ RN-AC0H04Y」も、伝統的で機能的なこのデザインを採用している。

スポーツコレクションに誕生した高コスパのフライトウオッチ

新作のフライトウオッチは、時分針とバーインデックスに高輝度蓄光塗料ルミナスライトを塗布し、暗闇でも高い視認性を確保。ダイアルカラーのバリエーションはベージュ(上写真)のほかに、ブラック、ネイビー、グレー(ブラックカラーケース)を用意。それぞれ標準でセットされるストラップが異なる。

実用的でオン・オフ問わずに使えるデザイン、実績と歴史を持つ信頼性の高いメカニカルムーブメント、好みに合わせて選べるダイアルの選択肢、そして税抜き3万円という価格設定など、オリエントらしい魅力が満載といえる。約70年前、“輝ける星と呼ばれる機械式時計を作りたい”と、職人たちが願いを込めて名付けたという「オリエント」。現在においても、その哲学と技術を受け継いでいることが感じ取れるハイコストパフォーマンスなニューモデルが生まれた。

 

問:オリエントお客様相談室 TEL.042-847-3380
https://www.orient-watch.jp/

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