世界初の技術を数々と生み出してきた、日本を代表する時計メーカーの「シチズン」が、まったく新しいスマートウオッチを10月下旬に一般発売する。新作「Eco-Drive Riiiver(エコ・ドライブ リィイバー)」は、6月にクラウドファンディング「GREEN FUNDING(グリーンファンディング)」を通じて支援を募ったところ、過去最高の支援額を記録する1億円を達成した、待望の一本である。
シチズンは、さまざまなデバイスを基点にヒト・モノ・コトを繋げるIoTプラットフォームサービス「Riiiver」を今夏スタートさせた。これに対応する光発電スマートウオッチとして、「エコ・ドライブ Riiiver」をレギュラーモデルとして一般リリースする。
各種IoT機器とのリンクを光発電エコ・ドライブで実現
「エコ・ドライブ Riiiver」はRiiiverと連携することで、ライフスタイルや好みに合わせた機能を自在に設定できるほか、気分やシーンで機能を入れ替えたり、スマートフォンのアプリケーションを使用して機能自体を作って共有することもできる。まさに様々なデバイスやサービスと繋がる、新時代のスマートウオッチなのだ。 たとえば時計のボタンを押すだけで、配車サービスを利用できたり、スマートスピーカーなどのIoT機器を操作できたりなど、アイデア次第で多様な使い方ができる。そして驚くべきは、充電や電池交換を必要としない光発電のエコ・ドライブでこれを実現している点である。
わずか30分で目標金額を達成した注目作
新しいテクノロジーや新製品への感度が高いユーザーを抱えるCCC(TSUTAYA)グループ運営のクラウドファンディングサイト、「GREEN FUNDING」に、シチズンは6月中旬から「エコ・ドライブ Riiiver」を出品し、併せて先行販売を開始した。すると、クラウドファンディングではわずか30分で目標金額150万円を達成し、その後も支援額は増え続けて最終的に過去最高の総額1億円を超えるに至ったのである。支援者へのリターンとして用意した「エコ・ドライブ Riiiver」の在庫は、完売となるほどの好評ぶりだった。
そんな「エコ・ドライブ Riiiver」は時計としての機能美も秀逸で、時刻だけでなく各種情報も読み取りやすくするためにワイドなダイアル上に判別しやすいカラーと形状の針を採用。美しい仕上げのラウンドケースに繊細なメッシュバンドを組み合わせ、スマートウオッチであることを忘れさせるようなミニマルなデザインを実現した。一般発売が待ち望まれていただけに、年末の時計界を騒がすモデルとなるに違いない。
問:シチズンお客様時計相談室 TEL.0120-78-4807
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