ミッドナイトブルーの文字盤に月の満ち欠けが浮かぶスイス製クロノグラフ

クロノスイス」は、スイスの伝統的で貴重な機械式時計の技術を継承するべく、ドイツの時計師ゲルト・R・ラングが設立した高級時計ブランドである。妥協なき時計作りによって生み出される“作品”は、年間5000本の生産が限界とされており、その高い質感はこだわりの強いコレクターや同業他社からも評価されている。代表的なコレクションに「シリウス」と「レギュレーター」があるが、どちらも古典的な意匠と機能を特徴としている。この10月に発売開始される前者の新作は、ムーンフェイズ(月齢表示)とクロノグラフ、そしてミッドナイトブルーを調和させたエレガントなデザインが魅力だ。

 

ムーンフェイズ&クロノグラフが絶妙な位置関係

クロノスイス「シリウス クロノグラフ ムーンフェイズ」Ref.CH-7543L-BL 119万3500円/ステンレススチールケース。直径41mm、厚さ15mm。3気圧防水。無反射コーティングを施したサファイアクリスタル風防。シースルーバック。ルイジアナアリゲーターレザーストラップ。自動巻き

クロノスイスの「シリウス」は、古くからの機械式時計の意匠や機能を現代に伝えるコレクション。新作はムーンフェイズとクロノグラフという複雑機構を同時搭載する、「シリウス クロノグラフ ムーンフェイズ」の新色ダイアルである。使われているミッドナイトブルーは、“真夜中の青”と形容されるカラーで、まさにムーンフェイズとの親和性が高い。

まるで夜空のような色合いのミッドナイトブルーダイアルは、中央にギョシェ装飾を施して星の広がりを想起させるデザインを形成。インダイアルには異なるパターンを施し、ホワイトに統一した各針とアラビア数字インデックスをセット。上品かつ高級感が漂うフェイス上で、ポインターデイト針の先端の赤がアクセントとして効いている。

独自性のあるクラシックデザイン

緻密なギョシェ模様は、クロノスイスのアトリエで熟練した職人が手動旋盤を使って丁寧に仕上げている。手作業から生み出される“作品”には、機械製とは異なる美しさが宿るといえよう。また、クロノスイスのアイデンティティであるオニオン型リューズやコインエッジベゼル、先端を内側に曲げた猫足型のラグも採用。ヴィンテージウオッチに通じるこれらのディテールによって、クロノスイスはオリジナリティを確立している。

 

問:栄光時計 TEL.03-3837-0783
http://www.eikotokei.co.jp/brandsite/index/index/id/58

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