我が道を突き進む時計ブランド「シチズン」――限界まで極めるクオーツ精度

1969年に開発されたクオーツウオッチは、進化の過程でソーラー駆動、電波受信、GPS衛星とのリンクなど、様々な機能発展を遂げてきた。しかしシチズンは時計単体での高精度を突き詰めることにチャレンジし、見事、年差±1秒という驚異的な正確性のクオーツムーブメントを完成させた。それが2019年発表のキャリバー0100。シチズンの最高峰コレクション、「ザ・シチズン」へと搭載されたのである。シンプルな外観には似つかない、センセーショナルなまでの究極の一本を紹介する。

シチズン「ザ・シチズン キャリバー0100搭載モデル」Ref.AQ6010-06A 198万円/クオーツ(自社製Cal.0100/ソーラー)。18Kホワイトゴールドケース(シースルーバック)。ワニレザーストラップ。直径37.5mm、厚さ9.1mm。5気圧防水。世界限定100本

引き算の美学を知るシチズンが到達した究極のクオーツムーブメント

機械式時計の進化の歴史に目が行きがちだが、クオーツ精度にも突き詰める余地があった。この事実に向き合わせてくれるのは、国産時計の雄、シチズンだ。昨年試作機で話題となった年差±1秒というキャリバー0100を今年、ついに実機に搭載した。

一般に搭載する音叉型水晶振動子ではなく、その250倍以上の周波数を持つATカット型水晶振動子によって究極的な精度を実現。37.5mm径18Kホワイトゴールドケースに収めた世界100本の限定モデルのトランスパレントバックから、その美しきキャリバーの姿が拝めるのも一興。クオーツショックを与えた日本ブランドらしい最新形といえるだろう。

 

問:シチズンお客様時計相談室 TEL.0120-78-4807
https://citizen.jp/

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