タグ・ホイヤーのフラッグシップモデル「タグ・ホイヤー カレラ」は、オープンワークダイアルが特徴のひとつだ。2019年はそれまでとは異なる自社製の新エンジン「キャリバー ホイヤー02」が採用され、リニューアルを果たした。シングルバレルながら約80時間のロングパワーリザーブを実現する薄型設計の同ムーブメントによって、いま再び、タグ・ホイヤー カレラの快進撃が始まる。
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満を持して登場した“素”のキャリバー ホイヤー02
1963年、4代目当主のジャック・ホイヤーがレースのために開発したクロノグラフは、シンプルな文字盤ながら多くの情報を表示する時計として大成功を収め、レーシングドライバーたちに愛用された。名門レース「カレラ・パンアメリカーナ」にインスパイアされた伝説的ストーリーに、モダンデザインの最先端と称賛された意匠を受け継ぎながら、その機能美を現代的に再解釈。ピュアなデザインとシャープなラインを甦らせ、タグ・ホイヤーのアイコンモデルとして絶大な人気を博している。
その新たな基幹ムーブメントとなったのが、「キャリバー ホイヤー02」である。ダイアルの3・6・9時にインダイアルを配した横3つ目デザインと薄型設計、約80時間というロングパワーリザーブが特徴だ。
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スマートにして高いポテンシャルを有するため、これまでは先行してベース・ムーブメントとして活躍してきた。最初は2016年の「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02T トゥールビヨン クロノグラフ」だ。いきなりトゥールビヨン、しかも低価格という衝撃的なデビューに、メディアも騒然となった。2018年にはGMT付きとしてバリエーションを拡大。そして2019年、満を持して“素”のキャリバー ホイヤー02がフルコレクションに搭載されたのである。
12個のパーツで構成されるユニークなモジュール式ケースをはじめ、アヴァンギャルドな外装デザインはそのまま受け継がれた。ケース径は43mmと45mmの2サイズ展開。ステンレススチールケースにはブラックとブルーのセラミックベゼルが選択可能で、ケース&ベゼルをブラックマットセラミック製とした精悍な仕様もラインナップ。さらにはオールブラック仕様も用意されて、こちらは43mmモデルがブラックPVD加工のステンレススチール製ケース、45mmモデルがカーボン製ケースで、どちらもベゼルとラグはカーボン製となっている。
極太ベゼルにはモータースポーツの伝統を象徴するタキメーター目盛りが記され、スケルトンダイアルと相まって強烈な個性を主張。初代カレラと同じ横3つ目レイアウトのため、縦3つ目のキャリバー ホイヤー01搭載モデルに比べて、クラシック感を強めた印象だ。
並外れたポテンシャルを有する最新ムーブメント「キャリバー ホイヤー02」![]() タグ・ホイヤーが開発した自社製自動巻きクロノグラフ・ムーブメント「キャリバー ホイヤー02」は、高級クロノグラフの証と称されるコラムホイールと垂直クラッチを採用し、シングルバレルで約80時間パワーリザーブを実現。パーツ数168個。毎時2万8800振動。9時位置に12時間積算計、3時位置に30分積算計、6時位置に秒表示を配す。
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スポーティなテイストを強調するH型ブレスレット仕様
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ブラックに映えるレッドとホワイト、軽快な着け心地が秀逸
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摩擦にさらされる外装部をセラミックでクールに武装
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PVD&カーボンで全身をスタイリッシュなモノトーンに
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キャリバー ホイヤー02という最強の自社製ムーブメントを得て、タグ・ホイヤー カレラは新たな次元に突入したようだ。まさに、無敵のカレラである。
問:LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー TEL.03-5635-7054
https://www.tagheuer.com/ja-jp
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