文字盤のエンブレムは本物の証。ルミノックス「ネイビーシールズ」日本限定ウオッチ

1989年に創業し、昨年7月に誕生30周年を迎えたルミノックスが最新作を発表。日本限定250本で発売される本機は、1993年に米国海軍特殊部隊「Navy SEALs」からの開発要請を受け、その翌年に発表されたシールズモデルの誕生25周年記念モデルとなる。発売は3月13日で価格は5万4450円。

ハイコントラストな文字盤を飛翔する白頭鷲

Navy SEALsとは、1962年に結成された海軍特殊部隊。SEA(海)、AIR(空)、LAND(陸)の文字を含むSEALsの言葉通り、世界中のあらゆるフィールドで任務を果たす精鋭部隊である。そして、つねに過酷な環境に身を置く彼らが求める腕時計を作り上げたのが、ルミノックスである。以来、同社は新時代のミリタリーウオッチを体現するブランドとして世界中の海軍や公的機関、軍隊へのサプライヤーとして実績を積み、その信頼性の高さから一般ユーザーにも広く愛されるようになった。

日本でもルミノックスは人気ブランドとして認知されており、東京、名古屋、大阪、福岡に直営店を展開。正規取扱店も北海道から沖縄まで全国にある。支持を得ている理由は常時発光するルミノックス・ライト・テクノロジー(LLT)を標準装備した視認性の高さと、ミリタリー出自のタフネス性能。そして手の届きやすい価格にある。

今回発表となった日本限定モデルも、そうしたルミノックスの特徴が凝縮した一本。2009年に直営店限定で販売された希少モデル「シールズマークリミテッドエディション」と、ネイビーシールシリーズとして人気を博した3050カラーマークがベースになっており、直径44mm、厚さ14mmサイズのケースは、素材に独自のCARBONOX™が採用された。なお、ルミノックスはアメリカ発祥のブランドだが、現在の製造は時計大国スイスにて行っている。

限定仕様としては、まず目に飛び込んでくるのが文字盤の意匠。船のいかりを軸に、銃と三つ又の槍を掴んだ白頭鷲のエンブレムが、NavySEALs表記とともに時計の正統性を象徴する。これを引き立てるのがブラックの針と、グレー仕様のダイヤ型インデックスやベゼル。白と黒というハイコントラストなデザインは、夜になるとLLTの光でその表情を変える。

CARBONOX™由来の軽量さに対して防水性能は20気圧対応と頑強。さすがは各国のプロフェッショナルに認められたルミノックスの腕時計だけあり、スペックが高くコストパフォーマンスは極めて高い。日本限定250本も、国内の取り扱い店舗数を考えれば1店舗あたりの入荷はさほど多くはない。希少性の高いこの日本限定ウオッチに、世界のルミノックスファンがうらやむことだろう。

ルミノックス「Ref.3051 SEALs mark リミテッドエディション」Ref.3051 5万4450円/クオーツ(RONDA 515)。電池寿命:製造から約4年。CARBONOX™ケース。ラバーストラップ。直径44mm(厚さ14mm)。20気圧防水。日本限定250本
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