日本のみならず世界においても、ジャパンメイドの高級時計して認知されつつある「GRAND SEIKO(グランドセイコー)」は、シンプルなデザインと実用的なスペックを持ち味としている。とくに2004年から搭載が始まったスプリングドライブムーブメントの存在によって、この定番時計はいっそう魅力を増すこととなった。そんな後世に語り継がれるに違いないグランドセイコーについて、改めて掘り下げよう。
多彩な選択肢が増えた今だからこそ、GSのような人気ブランドのフラッグシップに目を向ける
国産時計の最高峰を目指して1960年に誕生したグランドセイコーは、2017年よりさらなる高みを見据えてセイコーから独立した。
これによって外観は、それまで「SEIKO」と「GS」の両方がセットされていたダブルネーム仕様の文字盤から、単独のロゴへと変更されたのである。そしてコレクションは、「エレガンス」「ヘリテージ」「スポーツ」の3つに分類されることとなった。駆動方式については、これまでも“3本柱”としてGSを支えてきたクオーツ、メカニカル、スプリングドライブのラインナップに変わりはなく、搭載機能の違いからプライスレンジまで、幅広くカバーしている。
とりわけヘリテージコレクションのスプリングドライブモデルSBGA211は、GSの伝統と世界唯一のメカニズムを併せ持つ逸品だ。端正かつ繊細な表情からも、定番時計としての風格とプライドを感じ取ることができる。
世界に誇る美しき雪白ダイアルとスプリングドライブの融合
ゼンマイを動力源に、クオーツ同等の高精度を実現したスプリングドライブムーブメントを搭載。ブルースチール針が映える“信州の雪白”をイメージしたダイアルには、GSの独立ブランド化により、SEIKOロゴは存在しない。3時位置にカレンダー表示、8時位置にパワーリザーブ表示を備える。
問:グランドセイコー専用ダイヤル TEL.0120-302-617
https://www.grand-seiko.com/jp-ja
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