わずか320本の限定に注目!! 北海で活躍した命知らずの潜水士に捧げる新ダイバーズウオッチ

スイス時計界広しといえど、グループに属さずに独立体制を敷いているメジャーブランドは少ない。そのひとつに数えられる「エドックス(EDOX)」は、スポーティかつラグジュアリーなスタイルとハイパフォーマンス、そして手の出しやすいプライスで支持されている。2020年も魅力的なニューモデルを投入予定で、なかでも新コレクション「ノースシー(NORTH SEA)」に注目が集まる。

深海での過酷なミッションに挑んだダイバーたちに敬意を表する

1980年代前半、北欧ノルウェーでは沖合に石油プラットフォームを次々と建造し、大規模な油田開発を行っていた。そこで活躍したのが、特殊な訓練を受けたオイルダイバー(海底油田開発に携わる潜水士)である。強靭な肉体と精神で危険な職務を遂行した彼らからインスピレーションを受けて製作されたのが、まったく新しいコレクションの「ノースシー」だ。

1967年、水温が低い北海の深海にダイバーたちは向かい、初期の石油プラットフォーム建設に携わった

 

1978年当時、北海にて人類は最も深い水深320mに到達。未知の世界に挑んだダイバーを称え、メディアは「The inverse Moon landing(月面着陸の海中版)」として伝えた

 

かつてのダイビング機器と関係が深い“ブロンズ”を纏ったリミテッドバージョン

「ノースシー 1967 ヒストリカル リミテッドエディション」は、ダークブラッシュ仕上げを施したブロンズ「ヴィンテージブロンズ」をケースに用い、深海での歴史的なミッションをイメージさせるようなミステリアスな雰囲気を演出。そのブロンズ素材と相性のよいクッション型ケースを採用することで、同時にレトロな印象を与えている。なおブロンズは個別の経年変化が起こるため、使いこむことでオンリーワンの仕上がりを獲得できるという楽しみもある。

一方でスペックは最新式になっており、オートヘリウムエスケープバルブで飽和潜水に対応し、大深度の水圧に耐える32気圧防水を実現。逆回転防止ベゼルは傷に強いセラミック製だ。時分針にはスーパールミノバ蓄光が塗布され、海中でも高い視認性を発揮。専用ボックスとスペアのナイロンストラップが付属する。

エドックス「ノースシー 1967 ヒストリカル リミテッドエディション」Ref.80118-BRN-N67 28万6000円(予価)/自動巻き(Cal.EDOX 80)。ヴィンテージブロンズケース。レザーストラップ。直径43mm。32気圧防水。世界限定320本

 

ブラックDLCタイプのレギュラーモデルもラインナップ

ケース違いのレギュラーモデルは、ステンレススチールにDLC加工した精悍な漆黒デザイン。レザーストラップがブラウン系カラーのためスーツにも合わせやすく、3時位置の日付表示も日常のカレンダー確認に役立つ。スペックはブロンズモデルと共通で、こちらも交換用のナイロンストラップが付くためお得感がある。

エドックス「ノースシー 1967」Ref.80118-37-N78 23万1000円(予価)/自動巻き(Cal.EDOX 80)。ステンレススチールケース(DLC加工)。レザーストラップ。直径43mm。32気圧防水

 

ハイレベルな潜水機能を備え、デイリーユースにおいても十分機能する本機は、限定バージョンもレギュラーモデルも今夏8月のリリース予定となっている。とりわけブロンズモデルは希少な320本限定ということもあり、争奪戦が予想される。手に入れたい人は発売前にエドックス正規取扱店に問い合わせることを薦める。

 

問:GMインターナショナル TEL.03-5828-9080
https://www.edox.jp/