ナポレオンが299日を過ごしたことで有名なイタリア・エルバ島で創業されたロックマン。イタリア唯一のマニュファクチュールとして、これまでに数々の革新的なモデルを作り出し、世界中の腕時計愛好家たちから一目置かれている同社から発表された2020年ニューモデルの情報をお届けしよう。
1.モンテクリスト スケルトン
10周年を迎えたブランドを象徴するモデルがスケルトンに
2009年に初代モデルが発売されて以来、フラットクリスタルと3本のラグを備えた独特で力強いデザインを特徴とし、ロックマンをもっとも象徴するコレクションとなっている「モンテクリスト クラシック」。10周年を迎えた今年、同コレクションが大胆でユニークなデザインと魅力的なムーブメントの組み合わせにより「モンテクリスト スケルトン」として魅力的に生まれ変わっている。サファイヤガラスのダイアルと裏ブタから美しいムーブメントを見ることができるスケルトン仕様となっており、S.I.O(イタリア時計学校)とDepa Swissによってチューニングされたスイス製ムーブメントは60~72時間のパワーリザーブを誇っている。ケースはチタン製ケースバックを備えたAISI 316Lスチール製で42mm。外部構造が中央部分を囲み3つのラグでストラップに接続している。また、いままでのコレクションのケースより薄く、ダイナミックなデザインを強調した側面の開口部は本体の軽量化も兼ねており、個性的な外装に仕上がっている。カラーはライムグリーン、ブラック、ブルーの3種類。それぞれ、シリコンストラップ、レザーストラップ、ブレスレットとの組み合わせによって購入できる。
2.ロックマン「エイジン 2020」
葉山の景色を腕に! マリーンテイストあふれる1本
その他にも発売されている魅力あるモデルのひとつが葉山マリーナヨットクラブ主催「Audi NIPPON CUP 葉山シリーズ」へのスポンサー ドから生まれたイラストレーターの鈴木英人とのコラボレーションだ。ロックマンフラッグシップモデルの「モンテクリスト」の文字盤に、鈴木英人氏によって描かれた富士山をバックに葉山の海を疾走するヨットをあしらった日本限定50本のスペシャルモデル。自社製ムーブメントを搭載した「モンテクリストコレクション Ref.541」をベースにした本格派で、限定50本のプレミアムモデルとなっている。
3.ロックマン「岡部哲也プロデュースモデル“1965 Automatic(イチキュウロクゴ オートマチック)”」
レジェンド“岡部哲也”が手掛けたトリプルコラボ!
アルペンスキーの第一人者・岡部哲也がプロデュースした限定モデル。自身も出場したワールドカップの舞台“ドロミーティ”の山脈をバックに滑走する岡部哲也氏のシルエットが描かれている限定100本のスペシャルモデルとなっている。イラストはグラフィックデザイナー遠山晃司氏によるもの。空のブルーとゲレンデのホワイトのコントラストや、シルエットの姿勢やシュプールのカーブなどスキープレーヤーならではのこだわりがイラストにも反映されているのが見て取れる逸品だ。ベースモデルはロックマンのアイコンとなる“1960”コレクションのRef.255を採用。ケースから針やインデックス、ミラネーゼブレスまでオールシルバーの銀世界仕様で高級感のある仕上がりとなっている。
問い合わせ先:ロックマン ジャパン TEL.03-6264-5552
https://www.locman.jp
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