例年ならばスイスで行われる世界的な時計見本市で、ウオッチブランド各社は新作を発表する。しかし今年は新型ウイルス感染症の影響により、これらは中止や延期となり、代わりにインターネットでニューモデルを公開するブランドが登場した。そのような形式を採った時計メーカーより、タフな機械式時計として重宝されている「ボール ウォッチ(BALL WATCH)」の2020年新作を紹介。
旅心を刺激するマルチタイマーが充実
米国鉄道黎明期の貢献が同社の出発点。過酷な状況でも正確に時間を表示するため、耐久性や機能性を追求している。新作はそんなブランド哲学を守りながら、マルチタイムモデルが充実。同じワールドタイムでもコンセプトによって防水性や付加機能が異なる、こだわりの作りだ。
操作性抜群のGMT機能を搭載した新コレクション
日本未展開だった「ロードマスター」が初上陸。10時位置のボタンを押すと24時間針が1時間進み、8時ボタンで1時間戻る、利便性の高いGMT機能を搭載する。青黒で昼夜を分けた回転ベゼルを併用すると第3時間帯まで読み取れる。
ワールドタイムの他に日付&曜日表示も備える
線路の敷設や保守を担う“保線夫”を意味する「ロードマスター」シリーズのワールドタイマー。世界24都市の時刻を同時表示する外周ディスクを搭載し、デイデイトも装備。ビジネスシーンに最適だ。
名機バルジュー7750と自社開発モジュールを融合
ワールドタイムとクロノグラフの同時搭載は、オリジナルモジュールの開発に成功したことで実現した。プロアスリート向けを前提とするエンジニアマスター Ⅱシリーズらしく、積算計は瞬時に読み取れるよう大きく配した。使いやすい非ねじ込みプッシャー採用。
インナーベゼル式のダイビングスケールを装備
エンジニアマスター Ⅱのワールドタイマーは、タフな作りが特徴。本格的な空気潜水に耐える300m防水のほか、ダイアルには36個の自発光マイクロ・ガスライトを搭載して、海底でも優れた判読性を維持する。
「ボール ウォッチ(BALL WATCH)」について創業年:1891年 アメリカの鉄道黎明期に、安全な鉄道時計の検査システムを構築。どんなに過酷な状況でも正確に時間を刻むために、耐久性や機能性にこだわり続ける。とくに象徴的な機能ともいえる自発光マイクロ・ガスライトは、通常の夜光が光を蓄積して数時間かけて光を放出するのに対し、マイクロ・ガスライトは発光体のトリチウム・ガスをガラス管に密閉したもののため、10年以上に渡って常に光り続ける。こうした強力なスペックが、プロの支持を集めている理由である。 |
問い合わせ先:ボール ウォッチ・ジャパン TEL.03-3221-7807
http://www.ballwatch.com/global/jp/home.html
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