160年の歴史を持つスイスウオッチブランド「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」が、音楽プロデューサーであり、日本を代表するクリエイターとしても知られる藤原ヒロシ氏とのコラボレーション2作目となる限定クロノグラフを発売開始した。
間違いなくタグ・ホイヤーの歴史に名を刻む特大コラボ
2年前に初めて実現した、タグ・ホイヤーと藤原ヒロシ氏のコラボレーション。同ブランドの旗艦コレクションである「カレラ」の誕生55周年を記念した2018年モデルは、藤原氏本人が、
「人々が、現行のコレクションに必ずしも期待していないものを創った」
と語った通り、歴代のカレラにインスパイアされた横配列の3インダイアルを備えたクラシカルなクロノグラフに独創的なデザインを施し、初期ロットを予約完売させるという快挙を成し遂げた。第2弾となる新作「タグ・ホイヤー X フラグメントデザイン キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ」は、レッドサファイアケースバック、大胆かつミニマルな斬新デザイン、そしてタグ・ホイヤーのモータースポーツ界ヘの貢献といったことをテーマとしている。
本機は、1960年代と70年代のタグ・ホイヤーのモーターレーシングモデルに使用されていたCケースモデルを再解釈し、現代のトレンドを加味したクロノグラフとして発展させている。藤原氏はこのモデルについて、
「タイムピースを生み出すため、すでにあるレガシーを解釈する機会を得て、ブランドのロゴカラーのひとつを反映させたレッドのケースバックにより、デザインにモダンで類まれな魅力を与え、まったく新しい進化した個性をもたらすことになったのです」
と語っている。また、タグ・ホイヤー クリエーション&プロダクト バイスプレジデントのフランク・トゥゾー氏は、
「純粋で革新的なテクノロジー、人の目を引くスタイリッシュな外観、興味深い歴史といった現代のウオッチファンが時計に望むものすべてを備えています」
と話し、藤原氏のデザインプロジェクト「フラグメント」とのコラボレーションが、タグ・ホイヤーの栄光のヒストリーに新たなページを加えるものとなることを示した。
ブランドロゴを構成するキーカラーのシースルーバック
そのミニマルなスタイルは、時計の構造について深く考察し、ケースの無駄な部分を削ぎ落すことで成立されたものといえる。タキメータースケールを強調させたベゼルは、美しい光沢を持った傷に強いセラミック製で、レーシングスタイルを体現している。
ブラックオパーリンダイアルには、エンボス加工を施した2インダイアル(12時間積算計と30分積算計)をレイアウトし、藤原氏のクリエーションに入る「イナズママーク」からタグ・ホイヤーロゴ、キャリバー名、そして4時-5時間のFRAGMENT表記まで、対照的なホワイトであしらった。また、アクセントとしてスクエアインデックスと3本の針をブランドのキーカラーであるレッドのラッカーで仕上げている。
先述の通り、ケースバックはレッドサファイアクリスタルのシースルー仕様で、自社製ムーブメントのキャリバー ホイヤー02を鑑賞可能。こちらにもイナズママークが入り、世界限定500本を示すシリアルナンバーが刻印される。
タグ・ホイヤー×藤原ヒロシ氏の世紀のコラボプロダクトである本機は、タグ・ホイヤー公式オンラインブティック(www.tagheuer.com)にて先行発売中だ。※2020年6月25日正午時点。
問い合わせ先:LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー TEL.03-5635-7054
https://www.tagheuer.com/ja-jp
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