例年ならばスイスで行われる世界的な時計見本市で、ウオッチブランド各社は新作を発表する。しかし今年は新型ウイルス感染症の影響により、これらは中止や延期となり、代わりにインターネットでニューモデルを公開するブランドが登場した。そのような形式を採った時計メーカーより、今回はフランク ミュラーグループに属する「クストス(CVSTOS)」の2020年新作を紹介。
時代の変化に先立ちフラッグシップを再構築
ハイテク、スポーティ、エレガンスという3つのコンセプトを軸に、ニューラグジュアリーを提唱してきた「クストス」。今年、ブランド誕生15周年を迎え、フラッグシップモデルをアップデートすることを発表した。時代の変化やトレンドの先に立って異素材を巧みに融合させ、次なるステージへ昇華させている印象。レッドゴールド+チタンのコンビ仕様もフルチタンモデルも、独創的かつ迫力のあるフォルムとスケルトンダイアルが特徴である。
スーパーカーさながらの疾走感と迫力を表現
疾走感あふれる曲線美、メカニカルにデザインされたムーブメントのスケルトン加工など、スーパースポーツカーさながらのラグジュアリー感を追求。パーツを細分化して立体感を強める構造にも磨きがかかった。
「クストス(CVSTOS)」について創業年:2005年 フランク ミュラーの共同経営者ヴァルタン・シルマケスの息子が創業した新進ブランド。クストスとはラテン語で「守護神」の意味。当初はクロノグラフのみだったが、3針のほか多彩なコレクションを展開中。 |
問い合わせ先:フランク ミュラー ウォッチランド東京 TEL.03-3549-1949
https://cvstos.jp/
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