例年ならばスイスで行われる世界的な時計見本市で、ウオッチブランド各社は新作を発表する。しかし今年は新型ウイルス感染症の影響により、これらは中止や延期となり、代わりにインターネットでニューモデルを公開するブランドが登場した。そのような形式を採った時計メーカーより、今回はスポーティ&ラグジュアリーなコレクションで人気を呼ぶ「エドックス(EDOX)」の2020年新作を紹介。
偉大なプロダイバーたちの誇り高きストーリーを腕時計に
ヨーロッパの北側、北海。体力的にも精神的にも強靭でなければ務まらない極寒の海で活躍したプロダイバーたち。2020年のエドックスは、彼らの物語にスポットを当てた新ダイバーズウオッチに注目だ。そのほかにも定番のダイバーズやクロノグラフには、ひと味違ったグリーンや海のようなブルーをあしらった個性派が登場するなど、エドックスならではのセンスが感じられる。
1967年の最初の偉業と深海320m到達記録に捧ぐ
石油ブームに沸くノルウェーで活躍した潜水士たちへのオマージュモデル。1967年、彼らは北海で最初の任務に成功し、1978年には最も深い海底320mに達した。歴史的な北海油田開発に多大な貢献を果たした彼らにとって、ダイバーズウオッチは必須装備品。とくに飽和潜水に対応するヘリウムガス排出バルブを備えるモデルが使用されていた。その機能を本機も搭載する。経年変化が楽しめるケースのブロンズも見どころのひとつだ。
淡いグリーンのグラデーションダイアルとストラップが絶妙にマッチ
スイス軍の依頼で1970年代にパラシュート部隊用として極秘製作された、ミリタリーウオッチのスケッチから再現。新色はグリーンからブラックへのグラデーションダイアルで、ナイロンストラップとステンレススチールブレスレットを交換して楽しめる。
立体的なダイアル・セラミックベゼル・ラバーストラップをブルーで統一
パワーボートレースのタフでダイナミックな世界観を表現した、人気定番クオーツクロノグラフの新バージョン。セラミックベゼルとダイアル、ストラップに、強烈に海をイメージさせるブルーを取り入れた。
ラリーレースの迫力を表現しつつ、ドライバーの操作性を追求した設計
2019年に締結したFIA世界ラリークロス選手権とのパートナーシップを記念したスペシャルモデル第2弾。ケースは48mmサイズとビッグだが、チタン製のため重さはわずか130g。ドライビンググローブ着用時でも押しやすい大型プッシュボタンが特徴的だ。
「エドックス(EDOX)」について創業年:1884年 エドックスは古代ギリシャ語で“時間”の意味。時代を先取りする機構を多数発明し、1970年代に世界初のワールドタイマーを開発。計時活動も積極的で、かつてはWRCやヨットレースなどの公式計時を担当。ジャパンラグビートップリーグのサントリー サンゴリアスや、世界的なフリーダイバーであるクリスチャン・レデルをサポートしている。 |
問い合わせ先:GMインターナショナル TEL.03-5828-9080
https://www.edox.jp/
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