オメガ&パネライのダイバーズウオッチが、海のアドベンチャーを強力にサポート

腕時計と“水”の戦いの歴史は、20世紀初頭までさかのぼる。スイスの名門「オメガ(OMEGA)」は、1932年に角型フォルムの「マリーン」を開発。インナーケースとアウターケースによる二重構造によって防水機能を実現させた。また、「パネライ(PANERAI)」は1936年にイタリア海軍用のダイバーズウオッチ試作機の発明に成功している。これらを起源とする防水技術の研究は継続され、現代のタイムピースに生かされている。今回はこの2大ブランドより、最新スペックで海のアドベンチャーを支援したコレクションについて解説する。

大定番シーマスターは深海4400mのミッションをサポート

1988年、フランス国立海洋開発研究所が行った「ファレ計画」。そのミッションは潜水艇ノーティル号で水深4400mまで潜水し、地震活動観測のための装置を設置すること。困難な作業を見事に遂行した3名の乗組員たちの腕には、オメガのシーマスター プロフェッショナル200mがあったのだ。

オメガ「シーマスター ダイバー300M マスター クロノメーター」Ref.210.30.42.20.03.001 61万6000円/自動巻き(自社製Cal.8800)、毎時2万5200振動、55時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径42mm(厚さ13.56mm)。300m防水

1993年誕生の300m防水ダイバーズが、2018年にマスター クロノメーター認定モデルへと進化。セラミック文字盤にレーザー加工でウェーブ模様を施し、セラミックベゼルの目盛りはエナメルで記すなど、外装の美しさも向上している。

問い合わせ先:オメガお客様センター TEL.03-5952-4400
https://www.omegawatches.jp/ja/

 

アメリカズカップに挑むイタリア艇と強力タッグ

アメリカズカップは最新テクノロジーを駆使したヨットで銀杯を競う、世界最古のスポーツ競技。2021年に開催される第36回大会の挑戦者代表となったイタリアチーム「ルナ・ロッサ」とパートナーシップを結ぶのがパネライだ。レースの感動と興奮が、世界のパネリスティたちと共有されるコラボレーションウオッチが生み出された。

パネライ「サブマーシブル ルナ・ロッサ-47mm」Ref.PAM01039 262万9000円/自動巻き(自社製Cal.P.9010/GMT)、毎時2万8800振動、72時間パワーリザーブ。カーボテックケース、ラバーストラップ。直径47mm。300m防水。世界限定1036本

ルナ・ロッサAS75艇の船体に使用されているカーボンと同様に、カーボテックは軽量で衝撃に強く、耐腐食性に優れた革新素材。それをケースと逆回転防止ベゼルに採用している。帆の実物を切り抜いて素材とした文字盤も個性的だ。ルナ・ロッサ・セーリング・チームが着用し、レースに挑む。

問い合わせ先:オフィチーネ パネライ TEL.0120-18-7110
https://www.panerai.com/

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