航海を支えた時計をルーツに持つ、IWCのクロノグラフとユリス・ナルダンのクラシックデザインウオッチ

GPSシステムはもちろん、レーダーや無線もなかった時代の航海はとくに危険を伴うものだった。そのため船乗りは地文航法を使い、時代が移って天体航法が広まると一気に時計の重要性が増した。そんな海の冒険時代に重宝された時計をルーツとする、「IWCシャフハウゼン(IWC SCHAFFHAUSEN)」と「ユリス・ナルダン(ULYSSE NARDIN)」の2つの人気コレクションを紹介する。

 

ノーティカルなルックスに冒険家たちの遺産を継承

「海の英雄、気高き人々」という一節で始まるのは、ヴァスコ・ダ・ガマ、バルトロメウ・ディアス、フェルディナンド・マゼランなどポルトガルの船乗りたちを追憶する国歌。1939年、リスボンとポルトを拠点とする二人のポルトガル商人から、精度に優れる時計のオーダーを受けたIWCシャフハウゼンが発明したのが、ポケットウオッチの高精度ムーブメントを利用した「ポルトギーゼ」のオリジナルモデルだった。これ以降、同社は偉大な冒険家たちの遺産を現代に受け継いでいる。

IWCシャフハウゼン「ポルトギーゼ・ヨットクラブ・クロノグラフ」Ref.IW390703 233万7500円/自動巻き(自社製Cal.89361)、毎時2万8800振動、68時間パワーリザーブ。ステンレススチール+18Kレッドゴールドケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径44.6mm(厚さ14.3mm)。6気圧防水

2020年にリニューアルを迎えたポルトギーゼコレクションの中でも、スポーツテイストの強さは一番。ベゼルやブレスレットに18Kレッドゴールドを取り入れ、エレガントさも兼ね備える。大航海時代のエスプリを感じさせるノーティカルなクロノグラフだ。

問い合わせ先:IWCシャフハウゼン TEL.0120-05-1868
https://www.iwc.com/ja/

 

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