国産の老舗ウオッチブランド「オリエント（ORIENT）」は、今年設立70周年という記念すべき年を迎え、積極的にニューモデルを発表し続けている。多くはクラシカルな様式をベースとしており、スポーツ系からドレス系まで多種多様にして魅力的だ。今回公開された2つの最新作も、デザインの良さ、優れた機能、そして納得のゆくプライスレンジを実現している。
【オリエント新作 1】アドベンチャーウオッチ「M-FORCE」が復活
アウトドアはもちろん、スポーツあるいはビジネスシーンにもマッチするスポーツコレクションのフラッグシップモデル、「M-FORCE」が装いを新たに復活した。タフでマッシブなアドベンチャーウオッチの本機は、過去に2度製品化（初代は1997年～2002年、第2世代は2011年～2015年）され、未だに根強い支持を得ている。この傑作シリーズの第3世代は、インダストリアルデザインの流行を反映しつつ、パワフルで未来を先取りするダイバーズウオッチとして開発された。
独創的な外装は耐衝撃性を追求して設計されたもので、堅牢なうえISO規格準拠の200m空気潜水用防水ダイバーズとなっている。この厳しい基準を満たすべく、自社ムーブメントが独自アレンジされているほか、大型のリューズを囲むように屈強なプロテクションシールドが備えられている。これがユニークなデザインのポイントとなっており、同時に逆回転防止ベゼルへの衝撃や誤作動を防ぐ機能も期待できる。
バリエーションは計5モデルがラインナップ。うち、1モデルがオリエント設立70周年のアニバーサリーエディションとなっており、ゴールドカラーのグラデーションダイアル（1970年代の名機「ジャガーフォーカス」がモチーフ）と、ブロンズカラー仕上げのケース＆プロテクション、ブラックシリコンバンドを組み合わせた。より力強いヴィンテージテイストを生んでいる。
そのほか、立体感のあるエンボスのインデックスとスケルトン加工された針、ベゼルのダイビングスケールの起点には、暗闇で光るルミナスライトが塗布され、ダイバーズの必須機能である視認性を高次元で確保。堅牢性の高いメタルバンドも同モデルのために設計されており、丈夫なエンドピースが力強い形状のラグと隙間なく連結することで、ケースと一体感のある機能的なデザインが生まれた。また、コマのピッチが短く、快適な装着感も実現している。
オリエント「スポーツコレクション M-FORCE」Ref.RN-AC0L02R 7万1500円／自動巻き（自社製Cal.F6727）、40時間以上パワーリザーブ。ステンレススチールケース＆ブレスレット、サファイアクリスタル風防（ARコーティング）。直径47.3mm（厚さ13.2mm）。200m空気潜水用防水（ISO規格準拠）。10月発売予定
【オリエント新作 2】二人の永遠の時を告げる“SUN & MOON”に新色
伝統を重んじた機能美で末永く使うことができるクラシックコレクションのうち、「SUN & MOON」は一日の時の移ろいを太陽と月のモチーフで表現する容姿端麗なモデル。これをよりシンプルな装いに仕上げ、時計界の流行色であるグリーンのグラデーションダイアルをセットしたのが、新作「クラシックコレクション SUN & MOON オリエント70周年記念限定モデル」なのだ。
太陽と月が描かれたSUN & MOONディスクは、24時間で一回転して昼夜を表す。これをグリーングラデーションダイアルとゴールド色パーツで揃えた“ペア”の6時位置にそれぞれセットし、デザインを統一。メンズモデルはセミスケルトンを採用した機械式で、一方のレディスモデルは小ぶりで洗練されたクオーツとなっている。
メンズとレディスの共通項はほかにもある。ボリュームを抑えたケース、温かみを感じさせるボックス型ガラス、放射模様にバーインデックスを配したデザインなど、繋がりを感じせるディテールの数々が個性を生んでいる。なおメンズモデルは世界限定1500本（国内500本）、レディスモデルは世界限定700本（国内200本）で、単体でも購入可能だ。
また、スリムになったレディスモデルには、文字盤やケースの仕上げが異なる3本のバリエーションも登場。いずれも個性を放ち、手頃なプライスであることからギフトとしても適したモデルといえる。
問い合わせ先：オリエントお客様相談室 TEL.042-847-3380
https://www.orient-watch.jp/orientstar/
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