スイスのマニュファクチュール(自社一貫生産が可能なメーカー)「ゼニス(ZENITH)」が、今秋、新たな試みを開始した。同社が1969年に開発したクロノグラフムーブメント「エル・プリメロ」は、現在までアップグレードされながら継続生産されており、時計界に多大な影響を与えた傑作として知られているが、このレジェンドムーブメントを搭載する初期モデルを正規認定書付きで販売する試みを行ったのである。
名門の歴史を知る最短距離“ヘリテージ”を手に入れる
「ゼニスアイコンズ」として揃えられたヴィンテージのエル・プリメロは、いずれも1970年前後に製造された3019 phc搭載機。すべてオークション級の価値を持ち、たとえば3色インダイアルは最新の落札価格で379万円にも上ったという。
これらはゼニス ブティック銀座(東京)で販売され、耳の早い時計コレクターたちは下調べ済みとか。すでに完売となってしまっている可能性もあるため、興味のある人は事前に同店へ問い合わせていただきたい。
問い合わせ先:ゼニス ブティック銀座 TEL.03-3575-5861
https://www.zenith-watches.com/ja_jp
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