1884年、レオン・ブライトリングによって創業されたスイスの高級時計ブランド「ブライトリング(BREITLING)」は、これまでに優れたタイムピースをいくつも輩出してきた。“空”のステージに貢献する航空時計からスタートし、やがて“海”のダイバーズウオッチにも進出。現在も幅広いシチュエーションに適応するラインナップを擁する。最新の2モデルは、日本市場のために作られた“空”と“海”のリミテッドモデルである。
ブラック マザーオブパールでスタイリッシュかつエレガントに
1952年のデビュー以来、パイロットと航空ファンから絶大な支持を得ているナビタイマーは、ブライトリングのフラッグシップシリーズとして君臨している。航空時計のシンボルたるこのクロノグラフは、世界で初めて航空用回転計算尺を装備した画期的なモデルであり、パイロット協会AOPAの公式ウオッチに認定された実績を持つ。
現行の主力レギュラーは自社製造のキャリバー01を搭載する43mmモデルで、これをベースとするのが新作「ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 ブラック マザーオブパール ジャパン エディション」だ。
本機はダイアルに黒い真珠母貝を使用している。メンズ用の、しかも航空時計にはめずらしい文字盤素材だが、唯一無二の美しさを放つ観点から特に日本では評価が高い。この特別なマテリアルに合わせて、3つのインダイアルと日付表示、航空用回転計算尺のリングがレギュラーモデルとは異なるブラックに仕上げられている。なお6時位置の12時間積算計の上部には、特別仕様であることを意味する「SPECIAL EDITION」があしらわれている。
スマートな雰囲気を強めた日本限定スーパーオーシャン
1957年、ブランド初のダイバーズウオッチとして開発された「ス―パーオーシャン」は、現在は機械式時計のビギナーから愛好家までが楽しめる多数のコレクションを展開している。潜水に対応する高い防水性や頑丈な作りはもちろんのこと、スポーティなスタイルから実用的なビジネスウオッチとしても候補に挙げられることが多い。
今回発売開始となった新作「スーパーオーシャン オートマチック 42 ジャパン エディション」は、よりシャープなフェイスに仕上げられているのが特徴だ。42mmサイズのレギュラーモデルがアラビア数字のインデックスを使っているのに対し、本機はすべての箇所にやや楔形を成したバーデザインを採用。これによってソフィスティケートなブラックダイアルが実現した。
オーバースペックとも表現できる500m防水を筆頭に、視認性と耐傷性を両立するサファイアクリスタル風防、暗闇でも時刻を読み取りやすいスーパールミノバ蓄光、ラチェット式の逆回転防止ベゼル、COSC認定クロノメーターの高精度ムーブメントなど、アクティブなライフスタイルを支える満足感の高いスペック。これらをレギュラーモデルから引き継ぎ、日本人好みの文字盤がセットされたとなれば、ヒットは間違いなしの一本といえる。
ブライトリング・ジャパン TEL.03-3436-0011 https://www.breitling.com/jp-ja/
Text/WATCHNAVI編集部
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