【ロンジン】創業から100年オーバーの歴史を持つ名門時計ブランドのミドルプライスモデルに要注目

創業から100年と聞くと、非常に歴史のある“老舗”というイメージがある。日本にもそういったメーカーや店舗が数多くあって敬愛の対象とされているが、世界の時計界にも100年以上の歴史を誇るブランドが存在している。

本連載では、そのような世紀を越えて技術を継承しつつ、手に取りやすいミドルレンジプライスのコレクションを揃えている時計ブランドをピックアップ。まずはスイスで随一の歴史を持つ【ロンジン(LONGINES)】の魅力をひも解き、最新の注目ウオッチについて紹介する。

ロンジンと縁の深い、チャールズ・オーガスタス・リンドバーグ。

 

LONGINES(ロンジン )」とは

創業年:1832年
創業者:オーギュスト・アガシ
創業地:スイス/サンティミエ

「伝統・エレガンス・パフォーマンス」をテーマに、185年以上にわたり優れた時計を作り続けるブランド。“翼のついた砂時計”をロゴとするロンジンのタイムピースは、時代とともに磨かれてきた普遍性と洗練されたエレガンスが宿っている。

確かな技術力と洗練の意匠で21世紀に飛躍する名門

社名をロンジンに改称した1867年以来、万博で10個のグランプリと28個の金メダルを獲得。1878年に秒針付きクロノグラフを開発し、1896年には第1回アテネ五輪で計時を担当した。また、1899年のアブルツィ公爵北極探険、1927年のリンドバーグ大西洋単独横断無着陸飛行、1929年の飛行船世界一周など冒険者を支えてきたことでも有名である。

そんなパイオニア精神が息づく「ロンジン スピリット」が人気を呼んでおり、先人が作り出した傑作へのオマージュに満ちた「ヘリテージ」コレクションも評価が高い。

 

冒険者を支援してきた歴史と先端技術を融合

「ロンジン スピリット」Ref.L3.810.4.53.0 27万2800円

冒険者たちをサポートしてきた歴史に敬意を表し、大型リューズやステア型ケース、数字フォントなど、往年の航空時計を思わせる意匠を現代的にアレンジ。シリコン製ヒゲゼンマイを採用した新キャリバーを搭載する。自動巻き(Cal.L888.4)。毎時2万5200振動。64時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース。カーフストラップ。直径40mm、厚さ12.2mm。10気圧防水。

 

“正装”の名に相応しいクラシックスタイル

「ロンジン ヘリテージクラシック クロノグラフ “タキシード”」Ref.L2.830.4.93.0 39万7100円

1940年代の社交界で紳士が着用したタキシードをモチーフに、マットブラックとシルバーオパーリンを組み合わせた同社モデルの復刻。ヴィンテージ調の2カウンターダイアルとタキメーターデザインがユニークだ。自動巻き(Cal. 895)。毎時2万8800振動。54時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース。カーフストラップ。直径40mm、厚さ13.6mm。3気圧防水。

 

問い合わせ先:ロンジン TEL.03-6254-7351 https://www.longines.com/jp/

 

Text/WATCHNAVI編集部

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