腕時計とモータースポーツの絆から知る人気ウオッチの魅力【レべリオン】編

腕時計とモータースポーツは強い絆で結ばれている。20世紀初頭ともに黎明期を迎え、まるで競い合うかのように進化してきた。それはクルマの性能アップに合わせて、時計界は計時精度の向上で応える必要があったためでもある。勝利のために技術の向上に挑戦してきた両者の濃密な関係は数多くのエピソードを生み出し、その伝説は現在へと続いているのだ。

腕時計とモータースポーツにスポットを当てる本連載の2回目は、【レべリオン(REBELLION)】とレベリオン レーシングの繋がりについて解説する。

 

《レベリオン&レベリオン レーシング》

モータースポーツから強くインスパイアされた革新性

WEC世界耐久選手権/ル・マン24時間の最高峰クラスLMP1クラスで戦ってきたレベリオン レーシング

 

ル・マン制覇を目指して2007年に設立された「レベリオン レーシング」は、スイスを拠点に最速のマシンを作り上げてきたレーシングチームである。その技術力を時計製造に生かすべく、2008年に設立されたのが「レベリオン タイムピース」だ。

“反乱”を意味する大胆なブランドネームの通り、既成の価値観を覆す斬新なメカニズムとデザインが特徴で、時計界に大きな衝撃を与えている。単なるコンセプトの共有といったレベルではなく、モータースポーツで培った技術や素材をダイレクトに投入しているのが魅力となっている。

 

2020年からは日本でのレベリオン タイムピース本格展開が始まり、耐久レース参戦やスポンサー活動も活発化。昨年9月に開催されたスーパー耐久シリーズ2020第1戦では3位表彰台に立つなど、時計とレース両方のファンから熱い注目を集めている。

 

レーシングマシンを製造する技術力を時計作りにフル投入

レべリオン「プレデター 2.0 レギュレーター」286万円

レーシングカーのダッシュボードを連想させる2つのカウンターは、向かって左が時表示、右が分表示、さらにセンター針で秒を表示するレギュレーター機構になっている。高精度なCNCマシンから作られるケースは63のパーツから構成される。自動巻き。チタニウムケース、ラバーストラップ。直径48mm。5気圧防水

 

問い合わせ先:レベリオン ジャパン TEL.03-6809-1210 https://rebellion.co.jp/

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