ジュエラーとして名高いイタリアンラグジュアリーブランド【ブルガリ(BVLGARI)】。2010年の“ウオッチメーカー宣言”を行って以降、腕時計のジャンルにおいていっそう存在感を発揮している。とくに「オクト」シリーズは、2014年の世界最薄トゥールビヨンを皮切りに、2016年の世界最薄ミニッツリピーター、2017年世界最薄自動巻きウオッチ、2018年世界最薄自動巻きムーブメント、2019年世界最薄自動巻きクロノグラフなどに続き、2021年は永久カレンダーで7度目の世界記録を樹立している。
本記事では、そんな注目のブルガリが2021年に発表した「オクト」のニューモデルについて解説する。
世界的な建築家・安藤忠雄氏と再びコラボレーション!!
「オクト フィニッシモ 安藤忠雄 限定モデル」Ref.103534 217万8000円
螺旋状の渦をブラックホールに見立て“時”が生まれる様を表現した、安藤忠雄氏とブルガリのコラボレーションウオッチの続編。螺旋を継承した藍色のラッカーダイアル上に、儚さと希望の象徴である三日月が描かれる。
スペック:自動巻き(自社製Cal.BVL138)、毎時2万1600振動、60時間パワーリザーブ。セラミックケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径40mm(厚さ5.15mm)。3気圧防水。
オクトの超薄型クロノグラフに新デザインを採用
「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT チタニウム」Ref.103371 205万7000円
わずか6.9mm厚のチタンケースに、クロノグラフとGMT機能を搭載したペリフェラルローター採用の多機能モデル。ダイアルとラバーストラップを一新し、力強さが増した。チタンケースのため着け心地は軽快だ。
スペック:自動巻き(自社製Cal.BVL318)、毎時2万8800振動、55時間パワーリザーブ。チタンケース(シースルーバック)、ラバーストラップ。直径42mm(厚さ6.9mm)。3気圧防水。
ブレスレット一体型のスタイリッシュさが魅力
「オクト フィニッシモ S クロノグラフ GMT ステンレススティール」Ref.103467 200万2000円
オクトならではの超複雑多面ケース&10気圧防水を確保する「S」に、自動巻きクロノグラフのキャリバーBVL318を搭載。新たにブルーのサンレイダイアルを合わせ、持ち味のスポーツコンセプトにふさわしい躍動感を打ち出した。
スペック:自動巻き(自社製Cal.BVL318)、毎時2万8800振動、55時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径43mm(厚さ8.75mm)。10気圧防水。
仕上げの巧みな使い分けによって質感を極める
「オクト フィニッシモ S」Ref.103464 145万2000円
2020年に登場した10気圧防水の「オクト フィニッシモ S」にニューカラー」が加わった。流麗なブレスレットはそのままに、シルバー色に統一された本機は、サテンとポリッシュの仕上げの違いで立体的な造形をアピールする。
スペック:自動巻き(自社製Cal.BVL138フィニッシモ)、毎時2万1600振動、60時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径40mm(厚さ6.4mm)。10気圧防水。
レトログラードを上下に配するなど調和を重んじる
「オクト フィニッシモ パーペチュアルカレンダー」(右/チタンモデル)Ref.103200 683万1000円
ケース厚がわずか5.8mmしかない世界最薄の永久カレンダー。408個の部品を2.75mm厚の自動巻きムーブメントに凝縮し、サンドブラスト加工のチタンケースに収めた。月と閏年の表示はレトログラード式でデザイン性と視認性を両立。オクト フィニッシモで初めてのプラチナモデル(右/1025万2000円)も登場。こちらはブルーダイアルに高級感漂うブルーのアリゲーターストラップを組み合わせた。
スペック:自動巻き(自社製Cal.BVL305)、毎時2万1600振動、60時間パワーリザーブ。チタンケース(シースルーバック)&ブレスレット、直径40mm(厚さ5.8mm)。3気圧防水。
「ブルガリ(BVLGARI)」を解説創業年:1884年 1884年、ギリシャ系の銀細工師ソティリオ・ブルガリがローマに宝飾店を開いたのが始まり。1975年発表の「ブルガリ・ブルガリ」が大ヒットし、同社の代表作となった。現在はムーブメント、外装共に自社で製造している。 |
問い合わせ先:ブルガリ ジャパン TEL.03-6362-0100 https://www.bulgari.com/ja-jp/
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