高級時計界で随一の人気を誇る【ロレックス】の2021年ニューモデルを改めて振り返る

世界でもっとも有名な高級時計ブランドといえる【ロレックス(ROLEX)】は、ニューモデルが登場する度に注目が集まる。時計界随一の人気を誇るロレックスだけに、正規店の在庫は少ない傾向にあるものの、2021年の新作はほぼ市場に流通している模様だ。そこで、改めてロレックスの新作を振り返りたい。

まず予想外だったのが、エクスプローラーが36mmのケースサイズに回帰したこと。しかも歴代初のコンビネーションモデルが誕生した。そしてデビュー50周年を迎えたエクスプローラーⅡが、現行GMTマスターⅡと同じ新世代のGMTムーブメントを搭載。コスモグラフ デイトナのメテオライトダイアルモデルや、パームモチーフダイアルが斬新なデイトジャストにも注目!!

 

伝統の36mmサイズに回帰! 18Kイエローゴールドのコンビネーションモデルは初登場!!

「オイスター パーペチュアル エクスプローラー」Ref.124273 120万1200円

2010年に大型化した39mmケースが、それ以前と同サイズの36mmに回帰。6時位置に移動していたモデル名のロゴも、12時位置に復帰した。ベゼルとリューズ、ブレスレットのセンターリンクに初めて18Kイエローゴールドを使ったエレガントな高級バージョンも誕生。自動巻き(自社製Cal.3230)、毎時2万8800振動、約70時間パワーリザーブ。ステンレススチール+18Kイエローゴールドケース&ブレスレット、傷防止サファイア風防。直径36mm。100m防水。

 

定番のステンレススチールモデルもラインナップ

「オイスター パーペチュアル エクスプローラー」Ref.124270 71万1700円

新エクスプローラーのステンレススチールバージョン。シンプルを極める3・6・9を配したブラックダイアルをファーストモデルから受け継ぐ、スポーツロレックスの大定番だ。

 

シリーズ50周年の節目に新世代キャリバーを搭載

「オイスター パーペチュアル エクスプローラーⅡ」Ref.226570 94万4900円

洞窟や昼夜が判別しにくい極地での探険を想定し、24時間針を備えたオリジナルモデルが誕生したのは1971年。2021年に50周年の節目を迎え、新世代のGMTムーブメント「キャリバー3285」を搭載するニューモデルが登場した。先代に比べてラグが細くなるなど、全体のフォルムがスリムに進化している。ブラックダイアルのバリエーションも存在。自動巻き(自社製Cal.3285)、毎時2万8800振動、約70時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット、傷防止サファイア風防。直径42mm。100m防水。

 

 

超人気クロノグラフに希少な隕石ダイアルをセット

「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」Ref.116519LN 378万7300円

気品高きホワイトゴールドケースにブラックセラミックベゼルを合わせ、古来に地球へ飛来してきた隕石(メテオライト)をベースダイアルに使用した、デイトナの最新バリエーション。メテオライト独特の表面の模様はふたつとして同じものがないため、オンリーワンの希少性も楽しめる。自動巻き(自社製Cal.4130)、毎時2万8800振動、約72時間パワーリザーブ。18Kホワイトゴールドケース、オイスターフレックスブレスレット、傷防止サファイア風防。直径40mm。100m防水。

 

ユニークな文字盤でドレスウオッチの定番が変身

「オイスター パーペチュアル デイトジャスト 36」Ref.126200 78万1000円

人気の36mm径サイズのデイトジャストに、パームモチーフのダイアルが追加された。とくに注目を集めているのが植物が生い茂る色鮮やかな熱帯林をイメージさせる、新鮮なオリーブグリーンデザインの一本。外装は従来と同じく、最高級ステンレススチールのオイスタースチール(904Lステンレス)を採用。自動巻き(自社製Cal.3235)、毎時2万8800振動、約70時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット、傷防止サファイア風防。直径36mm。100m防水。

 

ロレックス(ROLEX)」を解説

創業年:1905年
創業者:ハンス・ウイルスドルフ
創業地:イギリス/ロンドン
現CEO:ジャン=フレデリック・デュフォー

防水ケース「オイスター」(1926年)、自動巻き「パーペチュアル」(1931年)、「デイトジャスト」(1945年)など腕時計の実用機能を多数開発。1953年のサブマリーナー、エクスプローラーなど、プロフェッショナルモデルも充実。

 

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