ユニークな文字盤の柄は北アルプスのシュカブラがモチーフ
「SBGE275」と「SBGC247」は共通で、特別デザインのホワイトダイアルがセットされている。そのユニークなパターンは、グランドセイコーのスプリングドライブモデルを生み出すマニュファクチュール「信州 時の匠工房」にほど近い北アルプスで見られる、“シュカブラ”を表現したもの。シュカブラとは、深く積もった雪を風が削り取ることで生まれる模様で、雪紋や風雪紋とも呼ばれる。特に春先のシュカブラは一層荒々しい様相を見せることで有名である。グランドセイコーのブランドフィロソフィー『THE NATURE OF TIME』は、自然や季節の移ろいからインスピレーションを受ける感性、道を究めて時の本質に迫ろうとする匠の姿。今回のGMTモデルとクロノグラフにおいても、この二つの精神性が巧みに表現されており、各々のアニバーサリーを祝うに相応しい仕上がりとなっている。
問い合わせ先:セイコーウオッチお客様相談室 TEL.0120-061-012 https://www.grand-seiko.com/jp-ja
Text/三宅裕丈
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